ATOKに感謝しつつ、日本語入力環境を変更。

Web・ソフトウェア

パソコン、スマホ(わたしの場合はAndroid)で日本語を入力する際、必ずそばにいてくれたATOK。

長い長いお付き合いをしていましたが、2020年を迎えるにあたり、ATOKとお別れしました。

PCを買い替えるたび、Windows特有の各種設定を終えたら必ずやることはATOKの初期設定でした。

2019年末にメインのノートパソコンを買い替え、Windows 10の設定を完了させ、いつもならここでATOKのインストール。

ですが今回は

「んーーーー、今回は……いいかな、ATOK入れなくても」

迷いつつもATOKをインストールせず、マイクロソフトIMEのまま使用開始。

そしてその後、ATOKパスポートを解約。

スマホでもATOKを使って日本語入力していましたがこちらもアンインストール。

躊躇する気持ちは強いものの、ひとまずATOKとのお付き合いを終わりとしました。

ATOKの利用を止めた理由

2019年末頃から「ATOK、使うのやめてみようか……」と思いはじめ、2020年になって実行したのにはいくつか理由があります。

PC環境ゆえ

多くの人は数年に一度PCを買い替えていくパターンが多いと思います。

CPU、GPUスペックの良いものを求めて、PCの入出力環境や利用するシチュエーションなどによりPCの買い替えを検討・実行するパターン。

OSの大きな変更(Windows 7から10へなど)も買い替えのきっかけでしょう。

わたしの場合は事情により、メインで使うノートパソコンを年に数回変更したりすることがあります。また、レビューや導入評価のため、数週間程度使うなども頻繁にあります。

レビューや導入前評価の際は、なるべく自分が普段構築している環境を評価機にも整えます。

このとき、ATOKのインストールも行うわけですがこれがどうにも面倒に感じるようになってしまいました。

ATOKをダウンロードし、ユーザーIDやシリアルを入れていくという、アプリインストール時に良くある行為なのですが、これが面倒に感じてしまうよになってしまい……。

入れてしまえば快適なのですが。

スマホ版ATOK

ATOK Passportを契約しPCとスマートフォン両方でATOKを利用していました。

Android用ATOK、数年前までは非常に便利だと思っていたのですが、最近はどうもそのメリットを感じることが少なくなりました。

ATOKに登録した単語がクラウドを通じてAndroidでもWindowsでもスピーディーに変換されるのがメリットなのですが、なぜか最近はメリットとして感じられなくなりました。

わたしの場合、パソコンとスマホではアウトプット・保存したく作成する文章の内容や目的が異なっているからかもしれません。

以前に比べ、パソコンではより仕事・オフィシャル内容の文章作成、スマホではパーソナルでくだけた内容の文章と、アウトプットの形が変わってきたからなのかなと思っています。

ATOKからGoogle 日本語入力、Gboardへ

ATOKの利用を止めて今はGoogle日本語入力とGboardを使っています。

Android、設定画面のGboard

AndroidではATOKからGboardの利用に切り替えました。

Gboardを使い始めてすぐはやや戸惑うこともありましたが、今は慣れました。

スマホより圧倒的に長文を入力する機会の多いWindows PCではGoogle日本語入力を使っていますが、こちらもGboard同様、最初はオロオロしたものの今はすっかり慣れてしまっています。

わたしが感じていたことが……

今回の記事を作成するにあたり、ほぼ下書きを終えたところでATOKについて検索したところ、びっくりする記事を発見してしまいました。

スタパ齋藤さんがATOKにさようならしたという内容の記事。

[スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」] さよならATOK、こんにちはGoogle日本語入力♪
 これまで主に使ってきた日本語IMEはジャストシステムの「ATOK」シリーズ。最近まで「ATOK PASSPORT」(公式ページ)を使っていました。

わたしが思い、感じていたことが表現されていて嬉しい限りです。

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