2019年7月のBEST本
雨の日ばかりの7月でした。6月は事なきを得た体調、ここへきてどかんとくずし、仕事を早退&次の出勤日は欠勤と迷惑をかけてしまう。ノドの痛みからセキと頭痛、冷や汗が出るなんて経験は久しぶり言うまでもなく、健康第一ですね
そんな中、読んだ本でかなり衝撃で、いろんな人に「こういうことが書かれていたよ」と内容を語ったのがこの本。かねてからのファンでもある黒川伊保子さんの『共感障害』。『妻のトリセツ』『定年夫婦のトリセツ』もよかったけれど、膝を思いきり打った、という点ではこれがダントツのBESTです。
共感障害 :「話が通じない」の正体
告発の書ではなく共存をめざす書。同じ出来事を経験しても感じ方や見方がちがうのを「価値観」が違うと思っていたが「認識フレーム」と表現。これまで「気が利かない」「何でやらないのか」と思っていた人がじつは脳の認識機能の一部がうまく機能していない「共感障害」だったとは。著者が学生時代、女子トークの定型がわからず、共感障害で1年前に左利きだと知り、自閉症スペクトラム(かなり個性的)だと知った、親子で絵画を見て「この画家は10番台の後半の素数の匂いがする」と共感しあえる、という興味深いエピソードも。
読了日:07月06日 著者:黒川 伊保子
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