野良猫たちは、ギリギリのところで生きています。昨日は、2年前に人間に足を切られたというメス猫を捕まえるために頑張りましたが、結局一緒にいる2匹だけしか捕まりませんでした。旦那さんと娘かと思いましたが、病院の推定年齢は2匹とも1歳くらい。もしかしたら、息子と娘を連れていた?不自由な身体で子育て母猫の不妊手術と、断脚手術をしてあげたい。次回、頑張ります
でもね。
子宮と卵巣を切除する手術をしたのだから、本当なら抗生剤のお薬を与えたい。それができないから注射します。皆に、長生きしてほしいから
先のメス猫は、生後1ヶ月くらいの仔猫を連れています。今回、市役所経由で相談をされた方は、7月半ばに初めて自宅庭先で見かけたそうです。その際、母猫はガリガリに痩せて、足を引きずっていたとのこと。生後2ヶ月ほどの仔猫3匹を連れていて、仔猫は痩せていなかったそうです(今の仔猫とは別)。
多分、歩いて歩いて、母猫は何日も食べないで、歩いて歩いて、やっと餌を与える人に出逢ったのでしょう。どこから来たの?
6月末頃、元議員から野良猫母子の引取り依頼があり、断りました。元議員だろうが、現職議員だろうが、国会議員だろうが関係ありません。お断りした上で、まずは不妊手術をしましょうと言うと、電話は切れたそうです。元市議の知り合いの母親が野良猫に餌を与えたところ、仔猫を連れてきた。迷惑だからとセンターに引取り依頼して断られたので、市役所に電話して、うちにきました。餌を与えた高齢者の息子とも電話で話したはずですが、引取り依頼を断った後は、電話しても返信もなかったとか。元市議の方も、その後、顔を合わす場面があっても、目も合わさない対応だそうで、その後を知ることができないまま今に至ります。
要望が通らないと憤慨する?無理難題を押しつけておいて?
きっと、この調子で動物愛護センターには、殺処分依頼があるでしょう!元議員や現職議員を使って!!今は殺処分ゼロを目指す時代なのを知らない人が大勢いる福島県ですから。
さて、野良猫母子がどうなったのか?ずっと気になっていましたが、今回わかりました。
元議員の知人餌やりは、不妊手術をせずに、野良猫母子を追い出したのです
近くはない。でも、移動可能な距離。直線で来るわけもなく、南に、東に、北に、西に、歩いて歩いて、何日も食べずに歩いて、ゴミを漁って蹴飛ばされて、足を引きずりながら、仔猫を見捨てずに、母猫は必死で生きてきました。
本日、母猫を手術しました。連れていた仔猫たちは、ある日突然消えたそうです。保護されたのか?まだわかりません。そして、また妊娠して仔猫4匹を産みました。
自分独りが生きるのも大変な福島県の野良猫たち。仔猫を連れて歩く大変さ!目の前で、仔猫を殺されたら?骨と皮に痩せ細っても、仔猫には食べさせていた母猫。見捨てなかった母猫。
簡単に見捨てる人間より上ですよ。
人間という動物は、どこまで身勝手で傲慢なのでしょう。
乳飲み子を連れた野良猫母子に餌を与えた上で、センターに殺処分を依頼する!?元市議を使って、団体に圧力をかける!!思い通りにならないと、放り出す!!手術もせずに。
まぁ、自分で殺したら捕まることは理解していたようです。
ホント、人間ってどこまで傲慢?引き取れって、よくも簡単に言うわ。許せないほど腹が立ちます。
この母猫の方が偉い。
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