ご自分が現人神であることを否定された昭和天皇と日本の皇室とキリスト教の歴史的な関わり | ヨハネのブログ

ヨハネのブログ

I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
I love Jehovah God and the Bible.
I explaine Bible
prophecies in my
Yohane no blog.

今回の記事では、2019年に行われた大嘗祭に対する聖書の神エホバの感じ方を聖書からご説明したいと思います。

 

日本の2019年の神道の大嘗祭は実在しない神天照大神に対する偶像崇拝




  このようなことを言う人はわたしヨハネ以外にはいないかもしれません。しかし、誰かが日本政府が行ったその行事について聖書の神がどのように感じられるか、また、そのために、日本にどのようなことが起き得るかを説明しなければならないと思います。

 

 わたしは、聖書預言を正確に解釈するよう努力を払っている聖書研究者であり、聖書に忠実であろうと願っているクリスチャンです。まことの神エホバのお考えを日本人に知らせなければ、日本人は神のみ前に罪を犯して国難を経験することになると思います。



 それで、これを聞く人は耳が痛いと思いますが、わたしは日本人の益のために、日本人ができたら国難を免れることができるようにはっきりと聖書の見方をお伝えしたいと思います。


 

 大嘗祭は、神道に基づいて行われました。神道は古事記・日本書紀に基づいています。わたしはそれらの書には史実も含まれていますが、神話などの作り話や偽りが含まれていると思います。


 

(1)戦後の人間宣言によってまことの神の前にへりくだられた昭和天皇

 

 そのことは、昭和天皇や、昭和天皇の弟様方々が認められています。昭和天皇は、1946年昭和21年)1月1に詔書の中で、昭和天皇の「人間宣言」として有名な言葉を述べられました。 

 

 それは、現代語で言うと次のような意味です。天皇ご自身と国民との間の絆は、終始相互の信頼と敬愛によって結ばれ、 単なる神話と伝説とによって生じるものではないこと、天皇を現人神とし、また日本国民を他の民族に優越する民族であり、世界を支配するべき運命にあるという架空の観念に基づいてはいないという意味のお言葉でした。


 

 これは明らかに昭和天皇は、ご自分が現人神であるということを否定されました。ですから、古事記や日本書紀に出てくる記述、イザナギ、イザナミの神が日本の国土を造ったことや、イザナギが天照大神やその他の非常に多数の神を産み出したという記述が、神話であり作り話であり、真実でないことを認められたということになると思います。


 

 そのようにして、昭和天皇は、キリスト教の神の前に少しへりくだられたと言えるのではないかと思います。その分だけ、聖書の神エホバの是認が天皇家にも少し、あったかもしれません。



  昭和天皇は、ご自分で開戦を是認され、日本は神国なので神風が吹いて必ず勝利するという信仰を持っておられ、日本の敗戦に直面してそうでなかったということがお分かりになったと思います。


 それは、ご自分が頼っていた天照大神を始めとした神々が、無力である、あるいは存在しないということを意味していました。それで、昭和天皇は、ご自分が現人神ではないことを認められたのではないかと想像します。その正直な認識は真の神にある程度は喜ばれたと思います。



 

 天皇はご自分がご病気になることに気付いておられて、ご自分が神であるとは思っておられませんでした。また、古事記の記述を神話であると言われたことは、ご自分の先祖が天照大神やイザナギ、イザナミの神ではないと認めておられたと思います。

 

昭和天皇は、弟の三笠宮がキリスト教に詳しかったので、人間の先祖がアダムとエバ、すなわち、人間の先祖であるという聖書の教えをご存知だったかもしれません。


 

そして、そのお言葉は、当時日本に駐在していたGHQによって強制されて天皇が言わされたものではないかという意見があります。しかし、Wiki人間宣言の項目によると、人間宣言が出される前に昭和天皇は幣原喜重郎と会話をされました。



  幣原「これまで陛下を神格化扱いしたことを、この際是正し改めたいと存じます」と言うと、昭和天皇は静かに肯定し「昭和21年(1946年)の新春には一つそういう意味の詔書を出したいものだ」と言われたということです。ですから、人間宣言は、昭和天皇のほんとうのお考えを反映しています。



 

0shidehara kijyuro

時の総理大臣幣原喜重郎は昭和天皇を神様扱いしたことを改めたいと天皇に申し上げた


 

0showa emperor4
昭和天皇は昭和21年の春にご自分の神格化を否定する勅書を出したいと言われて人間宣言を出された
昭和天皇がへりくだられたことはエホバ神に喜ばれたでしょう

 



 

 ですから、戦時中には確かに天皇は現人神として神のように崇拝されていました。クリスチャンであった幣原でさえ、自分が天皇を現人神扱いしたことを認め、それを改めたいと言ったのです。


 

 ですから、ましてや日本国民は天皇が天照大神の子孫で、神国であると信じていたのです。そのために、日本は元寇の時のように神風が吹いて負けることはないと信じていました。それで、戦争末期の特攻隊は、「神風」特攻隊と命名されていたのです。


 

0kamikaze pilots1
戦争末期の神風特攻隊は日本は神国だから神風が吹いて勝利するという信仰に基づいて命名
多くの前途有望な若者が天照大神の神国への信仰と天皇に対する偶像崇拝のために死んだ

 





     
  •  
  •  しかし、その古事記の神話に対する信仰は間違っていることが日本の敗戦によって証明されました。


     

     そして、昭和天皇は新春の詔勅で天皇が神道の中心的な教えである現人神であることを否定され、弟の三笠宮様は、オリエント史の学者で聖書の歴史を擁護されました。また、昭和天皇の弟高松宮様が国際基督教大学の設立準備委員会の名誉総裁となり、そこに皇族が通うなどして、一部の皇族の方々が聖書の神に対する敬意を表わされました。




    (2)明治天皇・大正天皇・昭和天皇・皇族とのキリスト教との関わりと神との関係



     ネットを調べてみると、明治天皇も大正天皇もある程度は、キリスト教と接する機会もおありになったようで、明治天皇も大正天皇も、皇室の祭祀に参加することは、あまり熱心でなかったということです。いつも代役を立ててされたそうです。もしかすると、神道の偶像崇拝を避けたいというお気持ちを持っておられたのかもしれません。



     

    宮中祭祀




     そのように天皇が偶像崇拝を避けておられた時には、日本もある程度は、平和を保ち、順調に発展していったように思えます。しかし、このことは、もう少し、状況を調べてみます。

     




     さらにネットの情報によると、昭和天皇と奥様は、キリスト教徒の知識人や宣教師を皇居に招いて聖書を読んだり、その説明を聞いたりされたそうです。その流れで、キリスト教系の学校を出られた美智子さまが、平成天皇の奥様になられたのでしょう。

    【仏心】森の和尚 からの 手紙
     美智子さまは、聖書を持っておられ、キリスト教の信仰を持っておられるとみなされているそうです。また、宮内庁のスタッフたちも、数多く、キリスト教の人々が採用されていたそうです。それで、女官たちが、賛美歌の練習をしたり、披露されたりしたそうです。




     そのように皇族の方々がキリスト教の聖書をお調べになったというのはいいことであったと思います。




      そうした影響もあったのだと思いますが、戦後は日本は諸外国と戦争をしませんでした。さらに、昭和天皇は、キリスト教の規範にかなうこととして仲の良い家族生活の良い模範を示されました。それで、戦後の時期はある程度、日本は平和な時が続きました。



     それで、日本はその時期にある程度、聖書の神エホバの保護と助けを得ることができていたのではないかと思います。



     

     それで、天皇を始め上皇や新天皇や皇族は三笠宮がオリエント史の専門家であったこともあり、キリスト教の聖書が、歴史的な証拠が豊富にある宗教であるということを知る機会もあったと思います。それと比べて神道の書物の冒頭の部分がもうとても信じるに値しない記述であることは少しはお分かりになっていてもおかしくありませんでした。

     

     しかし、日本の敗戦という神道の間違いを徹底的に経験され、聖書についてある程度知ることになられたにもかかわらず、昭和天皇は、戦後、やはり、偶像崇拝を続けられました。また、平成天皇も同様であり、新天皇と現在の政府により今回の大嘗祭という偶像崇拝が国家総がかりで行われました。それで、これはエホバ神の怒りをさらに一層買うものになったのではないかと思います。 


     さらに、申し上げますと、聖書の神を口で崇拝していると言うだけでは、まことの神から是認されることはありません。聖書は、「主よ。主よ。」と口で言うだけでは、神の是認を得られず、「神のご意志」を実際に「行う」、すなわち、聖書の教えを実際に守るクリスチャンが神に是認されると述べています。(マタイ7:21)聖書の神に是認されるためには、偶像崇拝は拒否する必要があります。



     しかしながら、そうした知識をお持ちでありながら、昭和天皇も現在上皇になられた平成天皇も、天照大神とその他の神々に対する偶像崇拝を行われました。天皇や皇族はある程度、キリスト教に敬意を払ってはおられましたが、それをほとんど公にされませんでした。そのために、日本ではやはりなかなかキリスト教は普及しなかったのではないかと思います。先回の平成の代替わりの時にも、大々的に偶像崇拝を行われ、今回も同じことを多額の税金を使って国家を挙げて偶像崇拝をされました。          

  •                                                                                                                  わたしはこのことは必ずや、エホバ神の怒りを買ったと思います。それで、わたしはこれから日本に国難が生じませんという保証は、できません。わたしの祈りは、日本の政治のトップの偶像崇拝のために、限定的にしか聞かれないと思います。また、続く、記事でエホバ神が偶像崇拝をどうご覧になるのか、それはなぜかをご説明したいと思います。