和歌山県高野山の真言密教の仏僧が悪霊にどのように惑わされているか | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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I explaine Bible
prophecies in my
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  今回の記事では、日本の仏教の教えをざっと簡単に調べてみたいと思います。もちろん、ここですべての宗派をとりあげることはできませんので、今回は真言宗の空海が作った和歌山県高野山の金剛峯寺から出てきた密教系の仏教がどんなものか、密教の修行僧による修行に悪霊がどのように関係しているかを説明します。

(1)聖書はエホバ神以外の神は悪魔サタンか悪霊たちであることを明らかにしている

 仏に懸命に仕える仏教の僧侶に神霊が現れることがあります。仏教の修行僧は、その神霊を、死者の霊である仏さまであると考えるわけです。そして、その神霊は光のように光り輝いていることがあります。そして、修行僧は、その神霊と一体感を味わって喜びを感じることがあります。


 しかし、聖書は、「サタン自身が自分をいつも光の使いに変様させている」と述べていますから、光を放つ姿の霊は仏ではなく、悪霊です。(コリント第二11:14)



0light angel and demons
聖書によるとサタンは光の使いに扮し悪霊たちは義の奉仕者のふりをしている



 そのように霊が自分の前に現れ、霊に支配されると、体の中心から喜びが泉のように湧いてきて、周りのものがすべてキラキラと輝き、宇宙と一体になる感覚が湧きだしてくるそうです。ですから、それが悪霊であると気づかないで、悪霊に憑かれると、人はその霊との一体感を味わい深い喜びを感じるようです。

 


 霊にとりつかれて、その霊との一体感と法悦状態を味わうということは多くの宗教に関連して聞かれる話です。ですから、わたしたちは単なる自分の感情だけに欺かれないようにする必要があります。

 


 また、聖書は、「自ら課した崇拝の方式」で、体を単に「厳しく扱うこと」は、「知恵の外見を有していますが」、「何の価値もありません。」と述べています。(コロサイ2:23)

 単なる苦行は、まことの神に近づくことにはなりませんし、それによって自分の欲望を制御することはできないでしょう。さらに、厳しい修行でその僧侶の人格は向上しないかもしれません。そして、
その僧侶はまことの神ではなく、悪霊に長年仕えたことになります。

 


  わたしたちは、自分の仕えている神がまことの神かあるいは悪霊なのかちきんと見極める必要があると思います。また長期間、他の人との築き上げる交わりをしないで修行をすることが、果たして建設的なことかどうか、それによって自分がより良い人になるか考えてみるべきだと思います。




(2)高野山真言宗金剛峯寺

  高野山金剛峰寺は標高約850mの
和歌山県高野町の高地にある真言宗のお寺です。現在人口の三割近く約700人が僧侶です。


  平安時代初期九世紀の初めごろに、弘法大師と言われる空海は、高野山に修禅道場を建立しました。高野山に、皇族や貴族や武士が競って、寺や石塔や墓地を建立しました。

 2004年には、世界遺産登録されましたが、参拝者は減少の一途をたどっているそうです。それは真言宗の信者とお寺の数が減っているからだそうです。



 高野山の奥の院と言われるスポットには上杉信玄の霊屋の建造物を始め、平敦盛、織田信長明智光秀曾我兄弟赤穂四十七士法然親鸞初代市川團十郎、俳優の鶴田浩二など古今の様々な人物の墓碑や太平洋戦争の戦没者らや関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災などの大規模な自然災害の犠牲者を慰霊する為の供養碑・供養塔があるそうです。


(3)高野山密教の修行者たちの神通力は誰に由来するのか
 

 唐に渡って密教の教えを授かってきた弘法大師がやはり、卓越した超人的な能力の持ち主だったと考えられています。密教修行僧や祈祷僧は祈祷をしたり、厳しい修行や苦行を積むことで超人的な神通力を持てるとされています。

  今までも述べたようには聖書的には、そうした力は、魔法や呪術、占いです。聖書はそうした力が存在することは否定はしていませんが、それが悪霊に由来するゆえに避けることを命じています。(申命記18:10-12。使徒16:16)

 ある真言宗の信者は今でも空海は生きていて、不思議な力を持っていると感じると述べました。しかし、聖書的には、死者の霊は存在しませんから、信者たちによって空海と考えられているのは悪霊たちがさまざまなしるしを行って、欺いているわけです。

 聖書は、次のように述べます。「
不法の者が存在するのはサタンの働きによるのであり,それはあらゆる強力な業偽りのしるし異兆を伴い, また,滅びゆく者たちに対するあらゆる不義の欺きを伴っています。」(テサロニケ第二2:9,
10)

 

⑷高野山で神通力を取得したとされる僧侶自身の経験談は何を物語るか

  ですから、不思議な出来事や異兆が起きたとしても、悪魔サタンと悪霊がその力の源かもしれません。以下は、高野山で神通力を取得されたとされる僧侶自身の経験談です。ネットに情報があります。

 

高野山真言宗僧侶 天宮光啓  法力・神通力

 「十代の頃から座禅やタントラ系の瞑想、ハタ・ヨーガ、気功などにも造詣が深く、様々な研究や修行をおこなってきた。浄化法や・・・瞑想によって心と体、我と梵、小宇宙と大宇宙とを結び付け、解脱や悟りへと導いていくものである。」



 (気功とは聖書的に問題のないものも含まれているかもしれませんが、法術や奇跡的ないやしが含まれていて、聖書が禁じている魔術や呪術も含まれています。仏陀自身は、個人我はブラフマー神を表す梵すなわち宇宙我の一部ではないと考えていたので、彼の考えは仏陀の考えとは同じではありません。)

 「テロ直後、帰国できずアメリカ本国で滞在している時に幽体離脱や、ドッペルゲンガーやデジャブ、死者の姿や声など数々の不思議な神秘体験や霊体験を繰り返すようになる。(ドッペルゲンガーとは自分に生き写しの人に会うこと、デジャブとは一度も体験したことがないことをすでに体験したと感じること)


 

  「その後、四国遍路の巡礼に出かける。・・・さまざな神秘体験も経験した。」(この方は四国遍路の際に、頭の中で一瞬「光」が走ったり、マントラのような不思議な音を耳にしたり、空中に浮かぶ光の輪のようなもの見たりされたようです。ですから、幻が見えることや幻聴も悪霊に由来する場合があります。)

 「そして、導かれるようにして真言密教の聖地高野山へと登り、得度(とくど)・受戒(じゅかい)・四度加行(しどけぎょう)・伝法潅頂(でんぼうかんじょう)を受けて高野山真言宗の僧侶となる。現在は、仏教や密教の修行を中心とした生活を送る。」

 


 (得度とは、僧侶入門の儀式のことで、剃髪し戒を守ることを誓約し、戒名(僧名)を与えてもらうこと。受戒とは仏教教団にはいったしるしとして特定の規律に従うことを誓う儀式。四度加行とは密教の修行。伝法潅頂とは真言宗で阿闍梨の位を受けること。)


 ですから、ヨガ、瞑想、浄化法、四国遍路には、神秘体験が伴うことがあります。すなわち、それは悪霊の支配下にはいる隙を与えるかもしれません。また、修行をして仏教の僧侶になることは、ヒンズー教のグルやチベット仏教のダライラマのように神通力すなわち、悪霊に由来する超能力を身に着けることにつながります。

 


 こうして見てみると、わたしはヒンズー教の教えや仏教の教えにも平和を唱道する良い教えも含まれていることがあると思いますが、聖書的に見れば、仏教の僧侶になることは、ヒンズー教のグルになることと同じで、身に着ける神通力などは悪霊の力に由来しています。ですから、仏教の教えは平和を唱道しているように見えても、残念ながら、悪霊を崇拝することを意味します。

 

 それで、仏教の僧侶として修行をすることは、悪霊の支配下にはいり、その影響を受けることを意味するので危険があります。わたしたちは創造者なるまことの神エホバを崇拝しましょう。