【見出し】
(1)終戦記念日に開催される全国戦没者追悼式
(2)死霊のふりをしているのは悪霊であり死霊崇拝は悪霊崇拝となる
(3)日本が八月九月に台風に次々と襲われるのはまことの神の怒りを受けているのではないか
(4)気象兵器の存在も考慮して考察してみる
(5)死霊が存在するという悪魔サタンの偽りに欺かれないようにしましょう
(6)誰に対してどんなことを祈るべきなのか
(7)エホバの怒りを避けるための提案
(1)終戦記念日に開催される全国戦没者追悼式
7月から8月には、日本では、お盆や旧暦のお盆の時期なので、仏教行事が各地で行われます。また、8月には、とりわけ、原爆の死者の慰霊祭や、8月15日の終戦記念日に、各地で、太平洋戦争で亡くなった人々の魂をなだめるという趣旨の慰霊祭が行われます。
その中でも国を挙げて行われる慰霊祭は、8月15日に行われる全国戦没者追悼式(Memorial Ceremony for the War Dead)です。日本国政府の主催で1952年(昭和27年)以後行われています。1965年(昭和40年)以降は東京の日本武道館で毎年8月15日に行われています。
全国戦没者追悼式wiki
追悼の対象は「第二次世界大戦で戦死した旧日本軍軍人・軍属」と、「空襲や原子爆弾投下等で死亡した一般市民」の、「日本人戦没者計約310万人」です。
式場正面には「全国戦没者之霊」と書かれた白木檜柱が置かれます。ですから、この催しでは、死者が「霊」であるという信仰が表明されています。あるいは、その催しが霊に捧げられていることが認められています。
式典は政府主催です。現在は、東京都千代田区の日本武道館で開かれます。式典開始は午前11時51分で、全員が起立をして正午より1分間の黙とうを行います。
式典には天皇・皇后、三権の長である内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、各政党代表及び地方公共団体代表(都道府県知事、都道府県議会議長など)が参列することになっています。
全国戦没者追悼式は日本政府により国家を挙げて行われる
また、日本遺族会会長、日本商工会議所会頭、労働組合連合会の会長、報道機関の代表者として日本新聞協会会長、日本学術会議会長、日本宗教連盟理事長など、まさに日本の各界の代表者が招かれます。また、各都道府県遺族代表、一般戦災死没者遺族代表、原爆死没者遺族代表らが国費で参列します。
2007年(平成19年)の参列者数は、合計約6,000名という国を挙げて行う大規模な催しでした。わたしは、政府が戦没者追悼式を、ここまで、国を挙げて大掛かりに開催していることを知らず、今回Wikiの項目を確認して始めて知りました。
平成天皇は、全国戦没者追悼式で、過去に行われた戦争を深く反省していると言われました。そして、日本と世界の平和を願っていると言われました。天皇のそのお気持ちと、希望は間違っていないですし、平和的で聖書的だと思います。
しかし、平成天皇は、そのようなご自分の願いを述べられた対象が間違っていました。そうしたことを死者に対してお願いしても、平成天皇の祈りは聞かれませんでした。死者は無力な存在だからです。その祈りは、全能の力を持たれる真の神に捧げられていないからです。
日本は去年も、何度も台風が襲っているので、かえって、まことの神の怒りを招いてしまっていたのではないかと思います。
天皇を始め神道の信者たちは、昔元寇が日本を襲った時に、神風が吹いて日本を助けたと考えられたはずです。すると、神が大風を吹かせて日本を守ることができるということを信じているはずです。
天皇が祈られたことは間違いがないです。正しい祈りです。しかし、日本を守るはずの神風がかえって日本を滅びに陥れているのであれば、どこかが間違っています。すなわち、それは、天照大神に日本を守る力がないことを意味しています。
あるいは、天照大神に祈るのがそもそも間違っているのです。まことの神に祈っていないので、まことの神が日本に対して怒りを表していることを示しているのではないでしょうか。そして、そのまことの神は天照大御神より強いのです。
(2)死霊のふりをしているのは悪霊であり死霊崇拝は悪霊崇拝となる
何度もご説明しましたが、聖書は死者が塵になっていると説明しています。死者を「死んだ無力な者たち」と説明しています。(詩編88:10)また、イザヤ書でも、「死者」、また「死体」は、「塵の中の居住者」と読んでいます。(イザヤ26:19)
死者は、塵になっていますから、何もすることのできない「無力な者たち」と言えます。また、聖書は死者を「沈黙へ下って行く者」と呼んでいます。(詩編115:17)死者は塵になっているので、何も語ることができず、沈黙することしかできません。
おぉたむすねィく探検隊 (Autumn Snake) |
人は死んで火葬にされると灰になり霊魂は残らない
死者は何も話したり感じたりできない
なぜなら、最初に人間は神によって創造された時、地面の塵を材料に創造されました。(創世記2:7)そして、神は人間に肉体とは別の霊魂を与えられませんでした。ですから、人は死ぬと地面の塵にもどり何も残りません。ですから、人の死後、死者の霊は残存していません。
人間は地面の塵から神によって創造され
霊魂のような不滅の部分は与えられなかった
さらに、聖書の中には、人々がエホバ以外の神を崇拝するならば、それは神の怒りを引き起こし災厄が臨むことが記されています。
例えば、詩編の中には、イスラエル人が「死者の犠牲を食べる」ことによって、死者の崇拝を行った時に、イスラエル人に神の怒りのゆえに、疫病という神罰が臨んだことが記されています。(詩編106:28,29)
この死者の犠牲を食べるとは、何を意味するのでしょうか。コリント第一8章には、「偶像にささげられた食物を食べる」という行為が、「偶像に対する犠牲の捧げ物として食物を食べ(る)」という行為になる場合があると述べられています。(コリント第一8:4,7)
すなわち、本当は、偶像は何の意味もなく、ただの石や金属です。また、偶像にささげられた食物は何ら他の食物と違いはありません。
しかし、当人の観点からすると、偶像にささげられた食物を食べるという行為は、偶像に対する犠牲として食べることを意味します。すなわち、偶像に対する敬意を表すものとして食べて、それは、その人にとって偶像崇拝の行為となります。
ですから、「死者の犠牲を食べる」という行為は、死者が何らかの形で、すなわち、死霊として存在しているという信条のもと、死者の犠牲を食べるという意味です。すなわち、死者に対して犠牲として備えられた食べ物を食べることが、死者への崇拝となるという意味だと思います。そのようにすることは、神の怒りによる、神罰を招きます。
さらに、啓示の書でも、「悪霊たち・・・に対する崇拝をやめようとはしなかった。」ために、人々が次々と災厄にあうことが示唆されています。(啓示9:20,21)
そして、合同戦没者追悼会では、かろうじて「慰霊祭」という名前にはなっていません。でも、「全国戦没者之霊」という碑が真正面に置かれて、公に死霊に対する信仰が表明されています。
(3)日本が八月九月に台風に次々と襲われるのはまことの神の怒りを受けているのではないか
聖書の中では、エホバの「激しい怒りのうちに風あらしの突風を吹き起こさせ,・・・みなぎりあふれる大雨が生じ(る)」ことが述べられています。(エゼキエル13:13)ですから、台風や大雨はエホバ神の怒りの表明の可能性があります。
日本で、この時期で、すぐに思い起こされるのは台風です。台風は5月ごろから現れ、おおむね7月から9月が台風シーズンです。気象庁のデータによると、1951年から2010年の間に8月31日には80個の台風が存在していました。そして、9月1日には、77個の台風が存在していました。ですから、8月末9月頭が一番日本への台風の接近が多いです。
その後、台風は、10月あるいは11月まで、日本を襲います。
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今まで、夏の時期は、台風シーズンだとは分かってはいましたが、6月に始まる夏の時期に開催される各種の慰霊祭と、台風を結び付けて考えたことはありませんでした。
しかし、日本の宗教事情を考えると、沖縄では6月に沖縄慰霊祭があります。さらには、7月に旧暦のお盆が祝われます。そして、8月6日と9日の原爆の慰霊祭でも黙とうが行われます。また、慰霊祭のひとつのピークは政府主催の8月15日終戦記念日の全国戦没者追悼式です。
ですから、エホバ神は日本で行われる悪霊崇拝と偶像崇拝の戦没者慰霊祭に反応されて、ご自分の怒りを台風と洪水という形で表明してこられたのではないかと思います。
今年、2020年の全国戦没者追悼式は、去年の十分の一の人数の小さな規模で開催されるということです。でも、やはり、日本国の政治のトップが天皇ご夫妻も、首相も率先して、死霊への信仰を表し、黙とうにより死霊に対する祈り、すなわち、悪霊に対する崇拝を率先することは間違いがありません。
昔、ソロモン王、すなわち政治と宗教のトップが偶像崇拝に率先することにより、彼の息子の時代にイスラエルは二つの国に分裂しました。(列王第一11:5-11)一方、アッシリア軍がユダを攻撃した時に、ユダのヒゼキヤ王はエホバ神に救出を祈り求めました。その結果、エルサレムは陥落せず守られました。(イザヤ37:14-23)
すなわち、エホバ神にとっては、政治のトップが誰を崇拝するかに一番注目されるからです。ですから、天皇と首相が誰を崇拝するかは、エホバ神が注目されるところになります。
ですから、従来よりも抑えられた神罰になったとしても、何らかの形のエホバ神の怒りの表明は免れないのではないかと思います。
ただ、それが日本の壊滅的な滅びにかろうじてつながらないということになるのではないかと思います。
(4)気象兵器の存在も考慮して考察してみる
今は環境改変兵器がありますので、台風や大雨などを意図的に生じさせることが可能なのかもしれません。わたしは、この道の専門家ではないので、環境改変兵器の機序が分かりません。そのため、このことが可能なのかはっきりとは分かりません。
ただ国連が環境改変兵器の存在を認めています。
環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約
例えば、HAARPなどのそうした武器を米国、ロシア、中国、日本なども規模は異なっても持っていると言われています。また、今後、その武器を持つ国家は拡大していくかもしれません。しかしながら、どこかの国家が環境改変兵器を用いたとしても、それは、エホバ神の怒りの表明だとみなすことができます。エホバ神はそれが起こるのを許されたからです。
昔もエホバ神はバビロンがご自分を崇拝するイスラエルに対して攻撃することを許されました。イスラエル人は神に不忠実になっていたので、イスラエル人に古代バビロニア人が攻撃することはエホバ神のご意志と調和していたのです。
でも、エホバ神はイスラエル人がご自分に忠実だった時には、イスラエル人に周囲の軍事強国からの助けを差し伸べられました。また、ユダヤ人を古代バビロンを用いて神罰を下した後も、ユダヤ人がご自分に立ち返った時には、古代バビロンから実際的な開放を経験するように助けました。
しかしながら、総括的に言うと、古代バビロンからもたらされた軍事攻撃もエホバ神からの神罰と言う事ができました。
(5)死霊が存在するという悪魔サタンの偽りに欺かれないようにしましょう
聖書は悪魔サタンが、エバに神に背いても決して死なないという偽りを語ったことを述べています。(創世記3:4,5)
サタンはエバに神に背いても死ぬことはないとうそを言ったがエバはサタンの言葉を信じた
神に背いても、死ぬことがなく、肉体とは別の意識があの世で存続するとしたら、神に背くことを恐れることはないでしょう。悪魔サタンは、人間が神から神罰を受けて死ぬことを恐れないように望んでいるのです。人間が神を恐れることのないように、神に背くことを問題がないと考えるように望んでいるのです。
しかし、ヤコブ書には「神に服しなさい。しかし,悪魔に立ち向かいなさい。」と勧めています。(ヤコブ4:7)悪魔サタンは、人間の益を考えてはいません。ただ、人間を惑わして、まことの神エホバから引き離すことが彼のほんとうの目的です。自分が神として崇拝されたいのです。
死者の真の状態は、どこにも存在していないということです。死者の意識はもう無くなっているのです。ですから、あの世からの音信とみなされているものは実際には、エホバ神に創造された神の子たちが、ノアの時代に神に不従順になった悪霊たちです。
ですから、わたしたちは死霊を恐れるように欺かれています。しかし、死霊を恐れるならば、悪魔サタンと悪霊たちを恐れて彼らを崇拝することになります。悪霊たちを恐れるのでなく、エホバ神ただおひとりを恐れるのが正しいことです。