歯が痛いけれど歯医者に行けない時の裏ワザ | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

別冊ブログ(https://cahier.sakura.ne.jp/petit/)もよろしくお願いします!

このたびの台風で未曾有の被害になりました。

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。。

 

 

 

なかなか歯医者に行けないというか、行ってる場合じゃない人も多いかなと思います。地域の歯医者さんも被災してしまったかもしれませんね。。涙

 

 

被災された人々の助けになるかどうかは分かりませんが、今日は、歯が痛い時の裏ワザについて書こうと思います。

 

 


 

歯が痛いのは大変な苦痛だと思います。


幸いわたしは、上記のブログでご紹介した虫歯予防方法をやってみたら、虫歯になりそうと思っていた歯も、いつの間にかどの歯だったか忘れるほどになりました。^^

 

 

 

でも、この春に一時帰国した時、大変だったのは実はスーさんのほうでした。。

 

行きつけの歯医者さんで治療していましたが、飛行機に乗る前に大掛かりな治療は避けたほうがいいでしょうということになり、途中で止まっている状態だったのです。

でもやっぱり痛みだして、救急病院の歯科担当に駆け込む始末でした。。(歯医者さんは予約制なので、行きたい時に行けるわけでもないのですね。)

 

 

あまりに可哀想なので、以前から気になっていた裏ワザを使ってみることにしました。^^

 

 

それが、こちらなんですが、さて何でしょう??

 

これは、スパイスの一種で、チョウジと言われるものです。

 

漢字で書くと丁子で、中国語では丁香、英語はCloves、フランス語はClous de girofleです。

 

 

ウィキペディアによると、

名称
チョウジの花蕾は釘に似た形をしているため、中国では「釘」と同義の「丁」の字を使って「丁香」、「丁子」の名があてられ、フランス語では釘を意味するClouと呼ばれ、英語のCloveもこれを語源とする。

非常に強い香気を持っているので、百里香という別名もある。

と書かれています。

 

 

(そういえば、少し前によくプレイしていたRPGゲームで、よく釘を拾ったんですが、それはClousと書かれていました。ゲームをフランス語でプレイしていると、戦い関連や工具関連の単語とか覚えやすいかもしれません。以上、オタク情報でした。。^^)

 

 

 

S&Bスパイス&ハーブ事典のウェブサイトによると、マゼランが求めた憧れのスパイスと書かれていますね。

 

わたしは胡椒とか香辛料が大好きなのですが、昔の人は金銀で交換して入手してたのかなあとよく想像したりして、今は気軽に買えることが嬉しくなります。^^

 

 

画像は、S&Bスパイス&ハーブ事典より

 

 

こんな感じで、花が咲いていますが、スパイスのチョウジ/クローブは、クローブの木Giroflierの開花前のつぼみを乾かしたものなんですね!

 

茶色いので、木の枝とか、動物の角とかなのかなと勝手に想像していましたが、正解は花のつぼみを乾燥させたものでした!

 

 

こちらは、つぼみを乾かしていっているところです。これから、だんだんと茶色になるんですね!

 

 

ところで、家ではアロマディフューザーを2個使っていて、どんなアロマオイルを買ったらいいかなと調べていた時に気になっていたのが、こちらのチョウジ/クローブのエッセンシャルオイルでした。
 
そこには、歯痛にも効くと書かれていたのです!
 
 
 
それで、可哀想なスーさんを実験台に、一時帰国前に買ってみたのでした。^^
 
 
びっくりさせようと思っていたのですが、実はスーさんはその効能をすでに知っていて、慣れた手つきで綿棒に取って、痛いところに塗布したのです。この裏ワザは、結構一般的なもののようですね、、?
 
 
なんだかすごく効きそうな濃い香りで、わたしはこれは自分のアロマディフューザーには使わないなあと思いました。。
 
子どもの頃に小児歯医者さんで治療したら、茶色の薄い紙を噛んだりしたような気がするのですが、それと同じ香りです。しびれるような感じです。
 
 
 
そして、その効き目はバツグンで、スーさんは塗布した後は、痛みを感じないと言ってました!!
 
 
でも、やっぱりこの裏ワザは治療ではなく痛みを和らげるだけで、効果は一次的なものなので、日本で治療する羽目になりました。。
 
無保険(100%自己負担)で、3回通って、17000円ちょっとでした。
 
 
なかなか痛い出費でしたが、その後はおかげさまで完治したみたいです。^^
 
フランスの歯医者さんなら自己負担なしで行けるのですが、治療してもなかなか治ってないような気がしていました。
 
なので、今回は、結果オーライです。(結局、フランスに戻ってからの国外での治療費還付申請もやらなかったみたいです、、)
 
 
 

 
チョウジ/クローブの精油(エッセンシャルオイル)が入手できそうなら、歯痛に困っている人はぜひお試しください☆

 

 

あと、高濃度フッ素入りの歯磨き粉があれば、歯磨きができなくても、手の指で歯の表面に塗布して、できるだけうがいを我慢して洗い流さないようにしたら、虫歯予防になるかもしれません。^^

 

 

 

それから、まだ試したことはないですが、クローブは口臭対策やゴキブリ対策にも効果があるみたいです!!

 

 

 

 

さて、歯痛にはオイル使用が通例だと思いますが、フランスの女性週刊誌「Femme Actuelle」のウェブサイトで、オイル以外の使い方も書かれていました。

 

この雑誌はわたしはまだ買ったことがありませんが、病院などの待合室などに置いてあったりするので、お馴染みですね。^^

 

Clou de girofle : ses 5 vertus santé

Le clou de girofle contre le mal de dent

こちらによると、昔からのやり方では、つぼみを指でやさしくつぶして、痛む歯に数分置くのだそうです。

 

もしくは、つぼみ5~6つをコップ1杯ぐらいの水で沸かして、沸騰したらすぐ火を止めて、冷まし、クローブを取り除きます。この水は、歯痛対策のマウスウォッシュとして使えるそうです!

 

 

 

香辛料としてのクローブなら、スーパーなどのお店にもあるかもしれませんね。^^

 

 

 

----------

 

GABAN クローブス ホール 100g

「クローブス」と複数形になっていますが、他のクローブと同じです。

スリランカ産。

ハウス NEWCROWNACE クローブホール 22g

ハウス食品なので、スーパーにあるかもしれませんね!

マレーシア産。

 

ハウス ニュークラウンエースオーガニッククローブホール 5g×5個

こちらはオーガニックです。

インドネシア産。

 

 

 

これらはつぼみの原形が残っているホールタイプですが、パウダー状になっているものは、歯痛対策に使えるのかさっと探したところでは見つけることができませんでした。。

 

粉状になっていたら煮出したりできませんが、ひょっとしたら、歯にすりこんだりしたら効くのかな? でも、真相は分かりません。。

 

 

----------

 

クローブ・バッド 30ml インセント アロマオイル AEAJ 表示基準適合認定精油

こちらはClove Bud=つぼみです。

インド原産。

 

クローブ精油[30ml] 【正規輸入品】 NOWエッセンシャルオイル(アロマオイル)

こちらはアメリカの公式サイトによると、

Extraction Method: Steam Distilled from clove buds, leaves and stems

なので、つぼみ・葉・茎からの抽出です。

どこ産か不明。

 

プラナロム クローブ 10ml (PRANAROM ケモタイプ精油)

こちらのPranarômはベルギーのメーカーですが、フランスで買うと同じ10ml入りで5ユーロ弱なので、日本ではちょっと割高ですね、、

つぼみからの抽出です。

おそらくインドネシアのモルッカ諸島原産?

 

オーガニックエッセンシャルオイル クローブ 10ml

こちらは京都のメーカーですが、ロフトとかでも取り扱いがあるみたいです。

つぼみからの抽出です。

スリランカ原産。

 

 

-----------

 

あと、「日本薬局方 チョウジ油」というものもあるみたいなので、薬局でも買えるのかもしれません!