もう本当に憂鬱になってしまうドイツの天気。
特にドナウ川沿いは川霧が発生するため、他が晴れていてもここだけどんよりした天気のことが多いのです。
因みに霧が地表近くではなく、高所にまで拡がった霧のことをドイツ語で「Hochnebel」と言います。
Hoch:高い Nebel:霧。これがくせ者なんです。
そう言えばドイツにはNebel Nebelと言う歌があります(笑)。
土曜日は久しぶりに雲一つない、霧一つない快晴。
いやあ晴れ晴れするってこの事ですね。思わず写真を撮ってしまいました。
下はTheater(劇場)横の朝市広場です。冬なのであまり露店が出ていませんね。
反対側のneues Schloss(新しい城)。
日に日に昼間の時間が長くなって、太陽の光がだんだん強くなっていくのを感じます。
後もう少しで春。待ち遠しいクロッカス。
撮影機材:SONY RX100M4
100年以上の歴史を誇るAudi。その本拠地Ingolstadt(イングルシュタット)にある博物館、
Museum mobile(ミュージアム・モバイル)に行ってきました。
博物館は4階建て。1階がチケット売り場になっています。
1階にはロッカーがあるので、重い荷物はそこに預ける事が出来ます。
先ずはエレベーターで4階に上がります。
排気量3.1リッターの直列8気筒エンジンを搭載したHorch タイプ303 Phaeton(フェートン)です。
この渋いえんじ色が気に入りました。今から90年前に製造されたモデルです。
3リッターもあるのに60PSしかなかったのですね。
これで、表参道や青山を走ったら格好いいですね。
これがエンジン。特別に開けて見せて下さいました。
まるで101匹わんちゃんに出てくる「クルエラ」の愛車みたいですね。
この大きな目玉が怖い。
Horch 855 Special Roadster、4.9リッター120PS 直列8気筒エンジン搭載。最高時速は140km/hだそうです。
直列六気筒2リッターエンジンを搭載する1938年製Wanderer W25K。
全部で259台しか作られなかった貴重なモデルです。
エンジンはVWビートルで有名なフェルディナント・ポルシェの設計です。
ロータリーエンジンはマツダが有名ですが、NSU(AUDIの前身)でも製造したんですね。
2ローター・ロータリーエンジン搭載のNSU Ro 80は最高時速176km/h、1967年から1977年の10年間に
37398台製造されたそうです。当時としては随分モダンなスタイルですね。
こちらはフロントビューです。
まるでコンバットに出てきそうなモデルですね。
V8、3.8リッター搭載。出力は90PSですが燃費は何とリッター4km。
敵に追いかけられたらガス欠で捕まりそう。
1984年製AUDI Sport Quattro。今でも通用しそうな格好いいデザインです。
ボディーはカーボン・グラスファイバー製。214台製造されました。
エンジンは5気筒、1気筒当たり4弁のDOHCです。排気量2.1リッターで306PSを発生。
当時の価格は203850ドイツマルク、今の価格で約10万ユーロですから、
目が飛び出るほど高かったんですね。
この日は特別にDucatiのモデルも展示されていました。
ミュージアムの向かい側にあるAUDI本社の建物。
撮影機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
年明けのドイツは雪がよく降ります。
今日はその合間に森を散歩しました。
林道の入口です。この雰囲気が好きです。
太陽が顔を覗かせました。太陽の光が木に反射して綺麗です。
この小屋は猟師小屋です。ドイツの森にはこんな猟師小屋が至る所にあります。
小窓があって、そこから鉄砲で猟をするのだと思います。
で、歩いて行くうちに鹿に会いました。鹿に会えるとすると大抵この辺りです。
上の写真、中央を拡大すると。
どうも子鹿のようです。可哀想に、罠の柵に入ってしまって出られなくなったようです。
助けてやりたいが、どうしようもありません。
そうこうしているうちに、また雪が降ってきました。
みるみるうちに吹雪いてきました。
吹雪いてきたし、お腹も空いたので、林道の入口にあるレストランHögnerhäuslで昼食。(夏はビアガーデンになります)
外観に比べて中はきれいです。
僕が食べたSchaufel(シャオフェル)。Schaufelとはドイツ語でスコップの意味です。
骨の形がスコップに似ているのでその名が付いています。かた、肩ロースの辺りだと思います。
ワイフが食べたKürbissuppe(カボチャのスープ)です。
どちらも美味しかったです。
ドイツ料理は「ドン」とした塊が多いですね。(笑)
これが外観。雪も止んで、太陽がでていました。
撮影機材:SONY α6300 + E PZ 18-105mm F4 G OSS
大晦日にIngolstadt近郊に新しくオープンした日本料理レストラン「HIRO」に行ってきました。
この日はSilbestermenü(大晦日の特別コース)で、全部で7皿も出てきました。すごい!
板前さんは以前ミュンヘンの日本料理店で働いていたHIROさん。
味は極めつけ、盛りつけもとてもきれい、久しぶりに「一流のプロの味」を堪能しました。
先ずは店内の様子から。
席に余裕があってゆったりとお食事が出来ます。椅子には座布団が敷いてあるので暖かい。
とても品の良い装飾。天井も高いので圧迫感がありません。
レストランのオーナーとスタッフの皆さんです。皆さんとても明るくて気持ちよく食事を頂く事が出来ました。
それでは早速コースを頂きます。
先ずは付け出しのスティックサラダです。
このお味噌に付けて頂きます。お味噌はろうそくの火で暖かくしてあります。
実はこのお味噌、味が絶妙です。うまく言い表せませんが、ダシがきいていると言うのか、とにかく美味しい。
あまりに美味しくて最後まで全部頂いてしまいました。
揚げ出し豆腐ときのこのお澄ましです。ダシがとてもよくきいていて美味しいです。
前菜です。エビフライ、枝豆、茄子のおひたし、海藻サラダ等々盛りだくさんです。
お寿司の盛り合わせ。巻き寿司の上にサーモン等トッピングが乗っています。アイディアが良いです。(二人分)
鶏とドイツ産和牛の串焼きです。ジューシーでとても美味しいです。(二人分)
ドイツで和牛が食べられるなんて感激です。
じゃがいもとベーコンを炒めたもの。じゃがいもが素麺みたいに細く切ってあります。(二人分)
ベーコンととてもマッチしています。
デザートの抹茶アイス、大学芋、揚げ団子。(二人分)
食事の最後にはやっぱり甘いものが頂きたくなります。
あんこの入った揚げ団子が、特に美味しかったです。
抜群のお味と食べきれないくらいの量。これで締めて一人34ユーロとは信じられません。
また必ずお邪魔したいと思います。
Restaurant HIRO
Fischergasse 2
85114 Buxheim
Tel. 08458-6038600
http://www.hiro.restaurant
営業時間:17:30 - 22:00
日曜日定休
店の前に大きな無料駐車場有り。
撮影機材:SONY DSC-RX100IV
FM軽井沢の番組、軽井沢evening blendのパーソナリティ
桐原冬夜さんの(森の)話題に刺激され、久しぶりに森を散歩しました。
昨日のドイツは快晴でした。
森の中の道を歩きます。寒いですが
雪が降ったばかりなのでとても気持ちが良いです。
人の足跡も未だほとんどありません。
あるのはウサギの足跡だけ。
ひっそりとした森。小鳥のさえずりも聞こえません。
聞こえるのは森をわたる風の音とギュッギュッと雪を踏みしめる音だけ。
ここら辺は何となく、森の精の気配を感じます。
なんと言うか、夏でもこの辺りだけやけに涼しいのです。
きっと地下水脈があるのかな?
風が森をわたるゴーッと言う音。
遠くから次第に近づいてくるのが分かるんですね。
鹿が出てきそうな気配。残念ながら今日は鹿に会えません。
昔、愛犬のLOVEが生きていた頃は、森をよく散歩したものですが、、、
一周約4km余り、いい運動になりました。
愛犬が一緒だったらもっと楽しかっただろうに。
また、犬が欲しいーーーーーです。
明けましておめでとうございます。
今、ドイツは1月1日零時14分。ドイツ人は皆花火を打ち上げて新年を祝っています。
いつもは音にうるさいドイツ人も、今日だけは無礼講ですね。
日曜日は、こんなにうるさい音出しちゃ行けないんだけどね。(爆)
今日は霧が出ているので、ボーッとしていますが、そこら中で花火が上がっています。
だいたい零時半頃まで続くんだな。外は零下4度だというのに、ドイツ人冬の寒さにもマケズ、
バチバチ、ドンドンと言う騒音にもマケズ。よほど好きだな。
明日の朝、道路のゴミ拾いが大変だろうな。
撮影機材:Canon EOS 100D + EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM
もう何年も前、ドイツ人女性に納豆を見せたところ
「これを食べるくらいなら、死んだ方がまし」と言われて、、、
いやあ、ショックを受けました。ドイツ人は目と鼻がいいからね。
日本人でも「あの匂いが嫌い」という人、結構いますよね。
今日はワイフが寒い中、買い物に行って大変だし、ランチに「納豆スパ」を作ります。
簡単です。
↓これ、我が家の手作り納豆です。ドイツじゃ日本みたいにスーパーに行って、3個幾らの納豆パック買えないんだ。
わざわざミュンヘンまで行って、それも冷凍の納豆しか買えんのです。勢い自作です。
ドイツでは自然食品店で大豆が手に入ります。納豆菌を日本から取り寄せて、あとは簡単。
圧力鍋で40分大豆を茹で、納豆菌を混ぜて、20時間位定温鍋で暖めれば終わり。
定温鍋って何じゃこれ?最近日本語が出てこないんだ、これが。
納豆は箸でよく混ぜ粘り気を出して、塩、醤油、顆粒だし少々、鰹節、からし、卵をいれてかき混ぜます。
茹で上がった麺は醤油、顆粒だし少々、スパゲティのゆで汁、バター少々で絡めます。
↓納豆スパの出来上がり。今日はSBのたらこパスタソースも混ぜ、ショウガ、ゴマ、長ネギをかけ、
最近、ドイツでも有名になった「わさび」もつけて頂きます。美味しかった。
そう言えば昔日本にいた頃、渋谷の五右衛門で洋麺を食べました。勿論納豆、たらこ入りです。上に黄身が乗っていました。
あの頃の五右衛門は美味しかったなあ。豆腐入りのスープ付きで。箸で食べた記憶が。。。
撮影機材:iphone6、SONY RX100 IV
いやあ、今までに色々なCappuccino用ミルク泡立て器を試してみました。
例えばこんなの。
これはつまみを一生懸命上下させて、中にある2枚の網でミルクを泡立てるもの。
比較的良く泡だったけれど、ミルクの温度で泡立ち方に大きな差が出る。
隙間からミルクが飛び散る、等々、今一泡立て品質が安定しない。
勿論、珈琲マシンに付いている蒸気も試してみました。今一コツが掴めず。
ただ今回Dolomiteで、イタリア人がどうやって泡を立てるのか見てきたので、
再度挑戦してみるつもり。
で、見つけました。スグレもの。これです。Tchibo製。
中に、こんなギアを嵌め込み、これが回転して泡を立てます。
一生懸命泡立てています。ミルクを暖めながら泡立てているようです。
ギアの回転速度も可変しています。
一分少々でこんなにもっちりとした泡が出来上がりました。
今まで試した泡立て器の中で最高の出来です。
説明書によると、ミルクは3.5%fettのもの、温度は77℃まで暖めるそうです。
因みに、牛乳は冷蔵庫から出したての、冷たいものがいいです。
今回ご紹介するのはスキー場のあるTeseroという村です。
クリスマスの時期になると村中がKrippeで埋まります。
村中の家々で手作りのKrippeを窓際や扉に飾るんです。
Krippeのツアーはここから始まります。
この古い家の佇まいが何ともいえない。
窓を覗くと。。。
こんな風にKrippeが飾られています。
こんなKrippeもあります。
村の中心にはこんな大きな等身大のKrippeも飾ってあります。
等身大なのでちょっとゾクッとします。
Teseroの街にはこんな通りがあります。
こんなに細い路地も
いかにもイタリアという感じ。上に乗っているのはカマドですかね?
撮影機材:SONY α6300 + E PZ 18-105mm F4 G OSS
クリスマス休暇を利用してイタリア、ドロミテにスキーに来ました。
ドロミテは巨大なスキーエリアで、有名なコルチナ・ダンペッツォもドロミテの一部です。
今回は、と言っても最近はいつも、Val di FiemmeエリアのPampeagoスキー場が定番となっています。
今年は雪が極端に少なく、ピステだけ降雪機で雪を確保、
他は茶色い岩肌や牧草地が広がって、こんなに雪がないのは15年来、初めてのことです。
撮影機材:SONY RX100 IV
今回もLake Louiseです。
真正面から撮ってみました。晴れていれば山の頂が見えるはずなんですが。。。
構図的にちょっと欲張りすぎたかな、と思いますがどうでしょう。
批評を頂けると嬉しいです。
撮影機材:Canon EOS 5DS R + EF16-35mm f/4L IS USM
今日は久しぶりにミュンヘンに行ったので、Christkindlmarktを見てきました。
Christkindlmarktはあの仕掛け時計で有名なMarienplatzでやっています。
ご存じ、真ん中の塔が仕掛け時計のある新市庁舎、その左側、緑色の円い屋根がFrauenkircheです。
ミュンヘンは快晴です。
午前中なので、まだお客さんはあまりいません。
甘いアーモンドのお菓子Mandelnを売っている店もあります。右は焼き栗の店。
Krippeにもいろいろと種類があるみたいですね。これはカラフルでリアルですね。
警察官も馬に乗って警戒です。格好いい!
今日は結構寒かったので体が冷え切りました。
いつもの揚げパン屋さん「Frischhut」でSchmalznudelnを食べて一服します。
ドイツ人はこれにグラニュー糖をかけて食べます。昔は「なんで~」と思っていましたが、
最近は私もかけて食べるようになりました。(..;)
外観は古いですが中はとてもきれい。落ち着ける雰囲気です。
今まで気がつきませんでしたが、こんな看板が掛かっていました。
やはりヨーロッパの古い街はいいですね。歴史を感じます。
撮影機材:SONY RX100 IV
Ingolstadtのクリスマス市に行ってきました。
クリスマス市の事をドイツではChristkindlmarktと言います。
今年は1.Advent(今年は11月27日)の少し前、11月23日から始まって、
12月23日迄やっていますので4週間以上、かなり長いですね。
入口のイルミネーションです。
Christkindlmarktが開かれているのは、普段野外マーケットが立つ(Wochenmarktと言います)
Theater前の広場です。手前の方に人だかりが見えますが、みんなGlühweinを飲んでいるんですね。
等身大のKrippeも飾られていました。
お店はお菓子や食べ物の屋台、クレープ屋さん、洋服を売っている店まで様々。
この店はハチミツとハチミツのWaxで作ったろうそくを売っているようです。
この右側のお店は、甘いアーモンドのお菓子Wiener Mandelを売っているお店です。
これがまたとても美味しい。食べ始めるとやめられません。
ここはGlühweinのお店。甘くて暖かい赤ワインで体が温まります。
ドイツ人は友達や会社の同僚と、Glühweinを飲みながら談笑しているんですね。
IngolstadtのChristkindlmarktは飲食店が午後9時迄、他は夜8時迄開いています。
撮影機材:SONY RX100 IV
今回はLake Louiseです。
Moraine Lakeで朝焼けの写真を撮った後、Lake Louiseに向かいます。
6時半を回っているので、晴れていれば鮮やかな写真が撮れるはずですが、
悲しいかな、太陽が雲に隠れてしまいました。
左端にアクセントで赤いボートを入れ、逆に雲を強調する構図にしてみました。
撮影機材:Canon EOS 5DS R + EF16-35mm f/4L IS USM