旭山ら～めん通り

蘭です。
「あららぎ」と読みます。

ここは札幌屈指の秘境ラーメン店で、長年の懸案店でしたが、ようやく訪問できました。
場所は、札幌市の北の果て。
住所でいうと、北区篠路町。
感覚的には、ガトキンとあいの里の間ぐらいです。

藍の道というらしいですが、ここが一番近い大きな道路。
そこを走っていると、こんな看板が立っています。



普通に通りかかったら、間違いないく素通りします。
看板をよく見ると、間違いなく「蘭」の文字があります。



そこから舗装されていない道を入っていくと、ご覧のラーメンの幟がありまして、



そこを右に折れると、お店が見えてきます。
ログハウス風の建物です。
営業中の文字が見えて一安心。



営業日時のお知らせが書いてありました。



何と土曜日曜月曜のみの営業。
しかも11時～15時までの昼のみ。
84才の女性店主さんの体力温存だそうです。
体力次第では、早じまいしてしまうこともあるようです。
ここには書いてありませんが、冬季は休業ですので、かなりハードルが高いお店です。

店に入りますと、厨房には店主さんらしきおばあさんの姿が。
そしていきなり寸胴を一人で持ち上げています。
おっと、体力温存じゃなかったの？と突っ込みを入れたくなりますが、お元気なのは素晴らしいことです。
84才で現役とは、私が今までお会いしたラーメン店主さんの中で、2番目に高齢の方です。

こちらがメニュー。
基本三味、上から、昔風正油、昔風塩、味噌。
カツラーメンが有名らしいですが、今回は普通のラーメンで。



昔風正油ラーメン。（600円）



昔ながらの中華そばといった外観です。
透明系のあっさりスープ。
適度な塩梅、甘み、旨味とあり、物足りなさは全くありません。
しっかりスープをとっているのでしょう。



麺は高加水率の中細縮れ麺。
西山製麺の幟が立っていましたが、あまり札幌麺らしくない感じがしました。



具では、バラ肉チャーシューが、思いの外やわらかタイプで美味かったです。


札幌北最果秘境系拉麺


札幌で稀少な秘境ラーメンです。
高齢店主さんですが、無理なさらず、体力を温存しながら、頑張ってもらいたいです。



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