原宿 竹下通り商店街入り口に強固なポール設置へ 暴走事件受け
私だ
ことしの元日、東京 原宿の竹下通りで車が暴走した事件を受けて、
商店街の入り口にテロ対策が施されたイスラエル製の強固なポールが設置されることになりました。
ことしの元日、東京 原宿の竹下通りで車を暴走させて歩行者８人を次々にはねたほか、
無差別に殺害する目的で火炎放射器のように加工した高圧洗浄機を積んでいたとして、
大阪 寝屋川市の日下部和博被告（22）が殺人未遂などの罪に問われています。
はねられた人の中には、今も目や手が少ししか動かず、リハビリを続けている人もいるということです。
事件を受けて、「原宿竹下通り商店街」は、渋谷区や警視庁と協議を進め、関係者によりますと、
テロ対策が施された強固なポールを設置することが決まったということです。
ポールは特殊な合金で作られたイスラエル製で、
実証実験ではおよそ７トンのトラックが時速およそ50キロで衝突しても突入を防ぐことができるということです。
竹下通りの原宿駅側と明治通り側に合わせて６本設置し、
人通りが多く歩行者専用道路として交通規制されている午前11時から午後６時の間、
ポールを上げて突入を防ぐことにしています。
商店街の遅澤一洋会長は
「竹下通りはおもちゃ箱のような、楽しんでもらえる町であり続けたい。
不幸な事故や事件が起きないように、実効性ある対策で安全な環境をつくり、
命と町のイメージを守っていきたい」
と話しています。
原宿の竹下通りに導入されることになったイスラエル製のポールは、
特殊な合金で作られていて強い衝撃にも耐えられる、国際的な基準を満たしたものだということです。
同型のポールは、日本国内では政府の主要なインフラ施設や米軍基地、東京 千代田区の靖国神社に導入されています。
実証実験では、
およそ７トンの大型トラックが時速およそ50キロで走行してポールに勢いよく衝突しても食い止められることが確認できます。
これは、普通乗用車に換算すると、時速90キロほどで走行した場合の衝撃に耐えられる計算で、
車両を突入させるテロ行為などを防ぐ効果が期待されます。
イスラエル製ってだけで何か凄そうな感じがしますね
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