久しぶりのブログ。
実は1ヶ月ちょっとの間、母が韓国に滞在しておりました。
韓流大好きの叔母も遊びに来てくれたので、みんなで一緒に釜山へ遊びに行きました
ちょうど釜山国際映画祭が開幕中。
本当は開会式を見たかったけど、秒速でチケット売り切れて買えず。
せっかくの映画祭だし、母が大好きな俳優の安田顕が出演する映画を見よう!という事で、事前にネットで映画チケットを購入しました。
映画祭では映画も安く見られるし、何より嬉しいのは、監督や俳優さんが上映の際に来てくれる“GV(guest visit)がある事です
もちろん母は安田顕目当て。
どうやら、私達が映画予約した前日の開会式に安田氏も参加していたので、こりゃ私達の映画の時も来てくれるはずと期待満々。
そして、映画の内容はというと…なんだかズーンと重くなる…。
でも、心に残る内容でした。
愛とかお金とか人間のドロドロした所がたっぷりつまった映画。
出演者、みんな演技が上手で生々しくてひきこまれました。
共感できるようなできないような、でもなんか分かるような…分かりたくないような…。
複雑な気持ちで見る映画。
でも、そんなモヤっとした展開の中だからこそ、たった一瞬の良いシーンが印象に残っております。
待望のGVは、監督とアイリーン役のナッツシトイちゃんだけで肝心の安田顕は不在で母はちょっと残念そうでしたが…。
私としては大満足。
映画の内容もよかった。
私とジュンとは全然違う国際結婚の形。
心に残る(モヤっと消化できない…でもなんか忘れられない)映画でした。
そして今回のGVで、監督や女優さんに質問タイムが設けられました
ばっちりジュンも質問。
「この映画の中で、1番上手く撮れた(表現できた)心に残っているシーンはどこですか?」
という質問。
監督と女優さんが全く同じシーンを答えたのが印象的。
監督と女優さんの作品への思いが聞けて、すごく良かったです。
ちなみに、監督には日本語⇄韓国語の通訳。
ナッツちゃんには英語⇄韓国語の通訳が付いていました。
ジュン曰く、日本語の通訳が酷かったらしく…監督の言葉が観客(韓国語しかわからない人)には全然伝わってないと嘆いていました。
あんなにしっかり監督が作品について話してくれたのに…そのニュアンスが上手く伝わらないのは悲しいな。
英語の通訳は上手だったみたいだけど…韓国語通訳は残念すぎた。
そんなこんなで思った以上に長い質問タイムで大満足。
そして、出口では監督とナッツちゃんが待っていて、写真やサインをしてくれました。
私達はボールペンを忘れてしまい、ナッツちゃんのサインをもらう時に近くの日本人の方に貸してもらって無事サインゲット。
でも、残念な事に、監督の時はボールペン借りられず、サインもらえなかった
でも、写真を一緒に撮ってくれて感動!
実は、この夏日本に帰った時に、たまたまラジオで、監督がこの映画の宣伝をしているのを聴いていた私。
気になるな〜、見てみたいな〜、と思っていたので今回見られて本当によかった。
そして帰り際…。
人だかりの中に、スタッフの方と談笑する1人の女性が気になってよくよく見ると、映画の中でも存在感のある役をしていた女優さん発見
真嶋琴美役の桜まゆみさん。
顔小さくて透明感あって、やっぱり一般人とは違うオーラがありました
母は映画を見た直後から
「アイリーンより、あの眼鏡をかけた子(真嶋琴美)のがかわいいわぁ…」
とつぶやいていたので、これは声をかけねば!と意を決して声をかけさせてもらいました。
写真撮影にも笑顔で対応してくれて嬉しかった〜
ボールペンがなくて桜まゆみさんのサインも貰えなかったのが心残りだけど。
ジュンが
「あの女優さんも、一緒にGVで舞台に上がったら、会場のお客さんももっと喜んだのにね…。なんで出てこなかったんだろう…」
と残念がっていました。
はじめての釜山国際映画祭。
見たのは韓国映画ではなく邦画だけど、ものすごくいい思い出になりました。
来年も来たいな。