昨年は大型台風、そして今年はコロナ。
毎年のように襲ってくる“何か”に対し、その備えや自分の心構えが不十分だったな…と痛感するには十分な機会だったように思います。「まずはできるところから」ということで、楽天スーパーセールやお買い物マラソンを利用して、細々とその備えの強化をしてみました◎
購入品①:簡易トイレ(80セット)
我が家はマンションなので、停電・断水によるトイレ使用不能問題は致命的…!一番最初に「簡易トイレ」を購入しました。
そもそも簡易トイレを購入した一番のきっかけは、阪神大震災で被災した方の体験談を耳にしたからです。
- 被災して一番困ったのは、実は「トイレ」
- 実は、水や食料は地域防災拠点の備蓄をもらえるので何とかなることも多い
- 停電や断水により、自宅のトイレが使えなくなるケースは多い(特にマンション)
- 避難所にトイレが用意されることが多いが、衛生面は決して良くはない(特に女性には相当に辛いものがある)
- 夜間の利用は怖いし危険(特に女性や子供…性犯罪の温床にも)
- 結果的にトイレを我慢するようになり、膀胱炎等の病気リスクが高まる
購入品②:食料(米系)
元々用意していた食品の備蓄は、水を入れればすぐに食べられるフリーズドライの非常食・わずか1食分のみ。あとは、ちょっとした缶詰やレトルトカレーがあった程度で…本当にお恥ずかしい限りです。もし大地震で物流やライフラインが断たれようものなら、我が家全滅の危機を迎えること必至!!(台風上陸直前/コロナの緊急事態宣言前後は、スーパーから見事にモノがなくなりましたしね…アレには本当に参りました)
…ということで、まずはお米系の備蓄品で一番売れている「尾西食品」のアルファ米を購入してみました
水またはお湯を注ぐだけで食べられるので、備蓄品の中では結構な人気商品です。
ものは試しってことでお湯を注いで頂いてみたんですが、ちょっぴりお湯の量が少なかったのか、少し固めでパサッとした仕上がりになっちゃいました…失敗ですね
でも その失敗のおかげで、「お湯は気持ち多めに入れた方がいいのかも」という気づきを得られましたし、「大体こんな味」というのを予め分かっているだけでも違うよなぁ…と。また、水でも出来るとはいっても、やっぱりお湯で戻して・温かいご飯を食べたいなぁ…と改めて思ったので、ちゃんとお湯を沸かせるよう、カセットコンロとガスボンベのストックも用意しました。
購入品③:食料(野菜系)
被災された方々の体験談を拝見し、「備蓄食料には可能な限りバラエティを持たせる」こと、中でも「ビタミンを摂取できる食料」の備蓄が必要だなと感じました。というのも、被災生活では、毎回似たような食事/炭水化物を中心とした食事になってしまうことが多く、時間の経過とともに精神面にも健康面にも支障が出てくる…とのこと。想像してみると、結構深刻な問題ですよね。特に我が家にはまだまだ幼い3歳児もいますから…!
ビタミンを摂取できる備蓄食料は…と探したところ、すぐに目に飛び込んできたのがこの「カゴメの野菜の保存食セット」。
そのまま食べられるスープと野菜生活(ジュース)が入ったセットで、もう「これしかない!」という感じで即購入しちゃいました 笑
余談ですが、母乳やミルクを必要とする月齢のお子さんがいるご家庭の場合には、液体ミルクを用意しておいた方がいいなとも思っています。
母乳派であれば、
・災害のストレスで母乳の出が悪くなる
・避難先で周りの目が気になり母乳をあげにくい
ミルク派であれば、
・お湯を沸かせない
・水が思うように手に入らない
・哺乳瓶を洗えない
・粉ミルクがすぐに手に入らない
など、様々なリスクが考えられますので…。
ただ、いざ備蓄したとしても、その時に赤ちゃんが飲んでくれるかは別問題。日頃のお出かけ先であげるなどして、慣れておいてもらうのもいいかも知れませんね◎
我が家については、その他、パン、マスク、手指消毒剤、ハンドソープ、水(現時点で40L以上)、紙コップ、サランラップ、アイラップ、電灯、 等も用意していますが、正直 備えレベルとしてはまだまだ不十分。
防災用ウェットティッシュやウォータータンク、卓上IH(※)、利便性を考えての500mlサイズの水など、まだまだ用意が必要そうです…。
※災害時、ガスより電気の復旧の方が早いので、災害直後はガス・電気復旧後はIH…として備えると良いそうです