11月24日(日)はサンアゼリア企画展示室で女声練習を行いました。
『Intende Voci』 と 『Ave Maria』 を藤井冴先生にご指導いただきました。
『Intende Voci』
共通の指導
- Intendeの「n」を早く言いすぎないように、母音を鳴らすように。 「イン-テンーデ」ではなく、「イーンテーンデ」のようなイメージで。
- Intendeの最初の「イ」の発音は、口を縦長に開けるイメージで。
- 低めの音程(特にアルトの五線譜以下の音程)は、音が落ちてしまわないように、明るい表情で歌う。
- 強弱記号p、ppは、歌う前に体を準備して。体を3倍に膨らませるイメージで。
- 発音に注意:Voci(ヴォー「チ」)、orationis(オラ「ツィ」オーニス)
- 75~81小節、82~87小節のように、四分休符をはさんで曲が続くパターンのところは、レガートに歌う。休符で息の流れをとめず、つながっているようにイメージしながら歌うこと。
ソプラノ
- 103小節、128小節のように、高音で「quoniam」から始まる場合は、「quo」の発音は、口を縦長に開けるイメージで
- 104小節 「orabo」は、ひとつの単語であることを意識して。「オ・ラボ」と切らない
アルト
- 58小節、低い音程であるが、ffであることに注意
『Ave Maria』
共通 の指導
- 「Ave」の「ア」は、歌い始めから明るい表情で。
- 「Maria」の「ア」も、歌い終わりまで気を抜かず、明るい表情で歌うこと 「ria」のイ→アは、イの発音から上にあがるイメージでアを発音する
- 「AveMaria」は、ひとつのフレーズであることを意識する
- 強弱記号<>を意識して歌う
- Eの3小節目、「きみよ」のクレッシェンドに注意
- Eの4小節目、8分休符は「休み」と思わず、続けて歌うイメージで。
- 常に「天使」のイメージで!!
ソプラノ
- 短い音符を大切に歌う
- Bの3小節目、「ヴェマ」の「16分音符が2つ」のリズムに注意。付点のリズムにならないように
- Bの5小節目、「いわおなるふしども」の「ふ」が聞こえない。子音「F」をはっきり発音する
アルト
- D以降は、半音の動きが続くので、音程に注意。
次回12月8日(日)午後1時半から全体練習「Intende voci」「Ave Maria」を
佐藤圭先生にご指導いただきます。15日のマエストロ指導に向けた全体練習です。
男声・女声合わせて歌います~音の取れない場所など復習して、休まずご参加ください。