9月6日 男声練習報告
藤井 冴先生のご指導により、前半男声、後半ソプラノで行われました。
男声はテナー5人、ベース14人の参加で、モツレクNo.7の復習とNo.8の音取り・歌詞付け行いました。
No.7 Lacrimosa(涙の日)
・No.6,7は一つの音楽として捉える。6が終わると7がすぐ始まる(attacca)。
・8分の12拍子、遅れないように。
・出だしのテナー・ベースは同じ音(レ)から始まるので,意識し、できるだけ揃える。
・「Lacrimosa」の「sa」は強い「ザ」にならないように。「サ」と「ザ」の間の発音に。
・最後の音は拍の中に収める。特に出だしから4小節の最後の音は短く。
・45頁2段2小節からは歯切れ良く。早くならない。
・45頁3段2小節のテナー、音が高くなるので吠えない。後頭部の空け、音楽の拡がりを意識する。以下、高い音は同じに。
・46頁1段のテナー、最後の音は短く。ベースがのばして歌っている。
・46頁1段2小節テナー、高いソの音を突かない。前の音からの反動で上がる。
・46頁2段3小節以降のベースの臨時記号は正確に。特に3段2拍目「レ」の音は高めに。和音を意識する。
・47頁1段以降は感情の動きを持って。
・47頁2段1小節の最初のベース、丁寧に、怒鳴らない。
・最後の2小節、和音を意識して、祈りの心を持って静かに終わる。特にベースは、極めて低くなるので、胸に落とさず頭声を意識して、ソプラノと同じ音であることを考えて和音をつくる。
No.8 Domine Jesu(主よ,イエスよ)
・最初のDomineの「D」をはっきりと。以下、流れを持って。
・48頁1段2小節のベースの「ファ♯」を高めに。以下、同じ
・48頁1段2小節最後の「rex」を4パート揃える。「x」まで言い切る。以下最後の子音もはっきりと言う。
・49頁1段3小節テナー「et」を飛び出さない。3パート揃える。
・49頁1段4小節以降のベース、下の「ソ」柔らかく響かせる。
・49頁2段3小節のベース、3拍目の音に注意。同じく3小節後の音も。
・50頁1段1小節最後の音、4パート揃うので注意。
・50頁1段3小節以降、音が飛び難しくなるので、よく確認を。
・50頁1段3小節テナー「sorbeat」を飲み込まない。
・52頁2段以降はフーガ。出だしははっきりと歌うが、他のパートが出てきたら抑え気味に。
・53頁2段2小節ベース、出だし遅れないように。3小節後も同じ。
・54頁1段3小節以降、ソプラノ以外の3パートが揃うので意識する。
・55頁2段1小節ベース「quam」遅れないように。
・最後の小節テナー「シ」の音は高めに。最後は和音を意識して。
練習番号表を配布しています。マエストロ練習(初回10月10日)に必要ですので、全音版をお持ちの方は必ず転記ください。なお、番号は2012年と同じです。べーレン版は不要です。
次回(9月20日[日])は、佐藤 圭先生によるご指導で、前半アルト、後半男声の練習となります。練習曲は、ともにNo.8、9ですので、予習・復習をお願いします。