昨日9月8日は台風15号の襲来が予測される中、無事練習が開催でき良かったです。
藤井冴先生に1番Kyrie~3番Credoをご指導いただきました。
久々の全体練習で、気持ちを引き締める時間になり、
22日佐藤宏充マエストロレッスンへの沢山の課題も見えました。
Ⅰ Kyrie
- 「Kyrie」のリズム明確に!
- フォルテ(強く)、ピアノ(弱く)体はfのまま、fp(フォルテピアノ)強くの後直ちに弱く、sfz(スフォルツァンド)突然強く➡等の強弱記号の確認とその通りの演奏を!
- 45小節からのアルトはアルトのみ音が変化するのでイキイキとしっかり決めて!なお、外声(sop.&bas.)は内声(ten.&alt.)の移り変わる声を聴く。
- 137小節テノール、リズムを正確に!
- 144小節バス、シ♭音が暗くならないこと。
- 146小節アルト、音の変化する「ドレの音」は他パートが動かない中、重要なのでしっかり歌う。
Ⅱ Gloria
- 言葉は子音をできるだけ前に出して演奏すること。「Gloria」の最初「gl」は早めに準備して必ず小節線より前にしゃべる。「Rex」の「R」もしっかり巻いて前でしゃべる。
- 練習番号Aに入っての休符はしっかり意識して、次の「Laudamus」がしっかり入れるようにする。どこの休符もそのように。
- 33小節ソプラノ、ppでの演奏になるが、体が弱まるのではない。子音をしっかりしゃべれるように体を緩めない意識をしっかりと持つ。
- 練習番号Bに入り、70小節「ラ♭音」は前の音「ミ♭音」から急激に下がっている感じになるが、降りると思わないこと。ミ♭の良い響きのままで歌う。
- 89小節からの男声4部に分かれるが、発語しっかり、ゆるくならないで。
- 94小節アルト、アクセントが付いた「ラ音」が暗くならないで!
- 103小節の男声二部はオクターブ違いの同音、しっかり出て、バスは目の奥に空間があるように響きを感じて歌う。
- 25ページ、157、158小節男声二部はリズムの違いを明確にし、喋りが遅くならないこと。母音「エ」は横に開かないで縦に歌う。155小節「qui」早くしゃべる練習を!
- 練習番号DはPPで演奏。
- 166小節テノール&アルト、音の変化はイキイキと前向きに歌う。
- 172、173小節のメッサディヴォチェ忘れない!cresc.&decresc.
- 177小節のアルト&テノールは出だしの「mundi」の子音「m」を早めに!
- バス、192小節は前向きに、193小節は音を小さくしすぎない。
- 196小節ソプラノ&バス「mundi」の子音「m」を出遅れず早めに!
- 200小節、テノールはこのハーモニーの中でのびのび歌って!
- 220小節のリズムに注意!ここからの5小節はユニソンでの演奏になるがOの母音は明るく演奏。
- 259小節はソプラノ&バスは同じ音、響きも同じにして!
- 349小節から練習番号Kまでのフレーズは内声同士が聴き合う。
- バス、362小節、「ドシ♮ドシ♭音」でドの音に正確に戻ってください。
- 特にソプラノ「Amen」を元気に切って歌わない。レガートに。
- 418、419小節、他のパートを聴き、内声の動きを際立たせる。
- 練習番号M、437小節のソプラノ、ソ音には準備をして上がってください。
- 459小節、最後のハーモニー音バス、アルトの音を美しく演奏。最後のメッサディヴォチェcresc.decresc.忘れない!
Ⅲ Credo
- どの曲も同じだが、言葉の子音は小節線より前に!「factonem」の「F」「visibilium」の「v」など。
- フォルテ、ピアノが交互に指示されるが、ピアノでゆっくりしゃべらない。
- 63小節、ソプラノのファ音は必ず準備して上がってください。
- 78小節「de Deo」ではねないでレガートに!!スタカートになりがち。
- 47ページ117小節の長い音では息が止まらない声で歌う。
- 52ページバス、169小節の跳躍音は大事に準備して!
- 171小節「sepultus」を途中「se」「pul」の間で切らない。一つの言葉です。
- 69ページ465小節からのフレーズはソプラノからアルト&テノールへと引き継がれる。そのイメージを持つ。
- 72ページ522小節のソプラノ、リズムが違う人がいます。付点ではないので「tu」と「ri」は長さが同じ。
9月22日(日)は1時半から4時半までサンアゼリア企画展示室での全体練習です。
佐藤宏充マエストロに「Kyrie」「Gloria」「Credo」をご指導いただきます。
昨日の全体練習を生かし、しっかり準備して臨んでください。