月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

芦屋ウーフ(Uf-fu, Ashiya)の紅茶と湯たんぽと 

2020-02-02 18:56:26 | writer希望を胸に執筆日記

1月10日(金曜日)


朝から夕方まで、家で原稿を書いている。
このところ、2日続けて湯たんぽをしているので、昼間もつかってみたくなった。

鉄瓶でわかした熱湯をそそぐ。薄手のブランケットで、ぐるぐるにして着膨れさせてから、足元へ。
最初80度のお湯が2時間で50度くらいになる。
これまで、机の下には温熱式のスリッパ(電機)だったが、お湯なら子猫1ぴきが自分の足の下へいるみたい。自然なぬくもり。
交感神経から副交感神経にきりかわって、たちまちリラックスしてしまえる。


心地よい湯たんぽのせいか、正月ぼけでエンジンがかからない。
夜、7時くらいになると、そわそわ。おいしい食事をつくり、お酒を選ぶことばかりに気合いが入るこの頃である。


夕ごはんは、コロッケ。緑の葉のサラダとトマト。大根と壬生菜のみそ汁。香物。



1月11日(金曜日)

朝10時より地域の自治会に参加。私、担当の活動報告のあとで、来週、日曜日の餅つき大会の詳細を皆で決めた。


昼すぎ、西宮神社(えべっさん)に参拝。残り福で人が少ないという予想に反して、ものすごい人波だ。
商売繁盛と自分の家の景気を願い境内は、人の欲と希望、願望、夢などで埋め尽くされ、身動きがとれない。


正月4日に、出雲大社さんに初詣をして、今日はえべっさんに参拝。
なんと、福々しい気持ちに満たされた2020年である。こう人が多いと背の低い子供は全く前がみえない。

私の前にいた小学2年生くらいの子供が、「座りこんでもいい、ねーー。座りたい」とお母さんに訴えかけていたのをみて、背が低い私(うん、気持ちわかるよ、そうだね)は激しく同調していた。

神様の前にようやく進み出たら、軽く緊張し、たどたどしいご挨拶とありがとうございますを申したら、退散してしまうのが通常である。

ある本によると、住所や番地をお知らせし、誰であるかをお伝えしたあとで、感謝の言葉を述べるようにするとよいとあった。
また「神様は、あなたの心のちょっとした隙間にはいってこられる」。ぼんやりと隙間をつくることが大事なのだ。自分の願いごとをいわなければ!と一心不乱なではいけないそうだ。


あぁ、風が吹いてきた。うん、いい天気だな! と穏やかな気持ちの中に、神仏はご加護をくださるそうである。
西宮神社、大国主神社、荒魂神社にも。おかめ茶屋で一服。名物は甘酒とゆで卵。あまざけは、麹でつくられるから幸事(こうじ)、卵は、一年がまるく、という意味とか。

参拝のあと、阪神百貨店で食料品を買う。3千円以上ならなら、駐車券がでるので、ほうれん草や白菜やきのこ類など。ちょっと高めの鮭、お揚げや、日本酒、なんやかんやと買う。


芦屋のウーフ「Uf-fu, Ashiya」に立ち寄り、ダージリン2種。アッサム1種を購入。






自分は雰囲気だけじゃなく、性質もリスっぽい。と、我ながら思う。

一体、年末からいくら紅茶を買い占めればいいのか。昨年末からウィーンのホテルザッハでも紅茶を買い、芦屋のムジカさんでデラックスデンブラとヌワラエリア、和紅茶の3種の紅茶を求めたばかり。

チョコレート、紅茶、ワイン(嗜好品)。ショールや心地いいホームウエアなどなど(ぬくそうなもの)。いくらあっても、さらにいいもの、もっと置いておきたい。と欲が吹き出して、またまた買ってしまう。一生懸命、自分の巣穴にほしいものを集めるリスの様相と変わらない。

夕ご飯は、湯葉とうふ、豚肉と椎茸入りゴーヤチャンプル、本鯛のかまぼこ、まぐろの造り、金柑煮、トマトとレタスのサラダ、赤ワイン。

食後のおやつは、出雲の花びら餅。





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