秩父34札所巡りー15番・母巣山 少林寺 |  占いカウンセラーの学校

 占いカウンセラーの学校

 あなたの人生経験が役立つお仕事です。
 Fortune School TIILA代表 聖智ティーラのブログ




15番・母巣山 少林寺
ご本尊 十一面観世音


札所15番は、もと秩父神社の傍らに
あった「蔵福寺」廃寺になって移転し、
現在の少林寺が札所を受け継いだそうです。



※写真は秩父市HPより借用


入母屋は瓦葺き、千鳥破風つきの向拝で、
総体が白漆喰込めで洋風を加味し、
和風の建築を洋風手法で防火構造にした
特徴のある本堂です。



母巣山 少林寺には、

昔、近江の国の怪者が、
東国に疫病をはやらせようとしましたが、
母巣の森にお堂を建てて、
観音像を安置したところ、
東国の疫病はことごとく退散した…
と、言う言い伝えがあるそうです。


また、春先には他の花々にさきがけて、
福寿草が可愛らしい花を咲き、
冬で花のない時でも、
ここで脚を休めるお参りの方々の眼を
和ませようと植えられたもので、
いつの間にか五千株を越えます。


観音経偈文の一節に
「福聚海無量」とあるのですが、
「福聚海」と「福寿草」とだぶらせて、
巡礼の人々は本堂の名を
「福寿殿」と呼んでいるそうです。



参考記事






今度は、福寿草の時期に、
訪れてみたいと思います。

星智天羅の「チャンプルー日記」 

さて、次は、札所16番 無量山 西光寺に
移動します。

つづく…