札所33番菊水寺の参拝を終えて、
バスでいったん、秩父駅まで戻り、
秩父鉄道で皆野駅に向かい、
皆野町営バス・西立沢バスで
札所前バス停に向かいました。
歩くと２時間ですが、
熊が出ると怖いので、
バスで移動することにしました。
日沢山 水潜寺
ご本尊 千手観音菩薩
この寺号の起こりは、
「水潜りの岩屋」にちなんでおります。
岩屋からは清水が湧き出ていて、
かつては、体を縮めてその暗い岩屋を潜り、
巡礼を終えた身を清める
「水潜りの行事」を行っていました。
これを終えて、巡礼者は俗世に戻る
と伝えられていました。
秩父秩父札所めぐりの最後を飾る
三十四番水潜寺は、
日本百観音の結願寺でもあります。
結願の御砂ふみ。
「足形の上で拝めば、
百観音巡礼の功徳がある」
と刻まれています。
水潜寺の本尊は、
千手観音を中尊に、
脇侍に西国を象徴する
阿弥陀如来（西方浄土）、
坂東を象徴する
薬師如来（東方瑠璃光世界）
を配しています。
一般的には、
中尊に如来、脇侍に菩薩を配する
ことが多いのですが、
百観音の結願寺と言うことで、
中尊に千手観音菩薩、
脇侍に如来が置かれているそうです。
観音像は、12年に一度ご開帳されます。
平成26年3月1日～11月18日まで、
12年に一度の総開帳が行われます！
に、記載がありました。
平成26年は、2014年なので、
次は2026年(令和8年)ですね。
長命水
水潜りの岩屋から湧いている水が、
筧から流れ落ちています。
夏でも冷たい清水で、
この水は「長命水」といわれ、
健康によいと言われております。
このそば に「水潜寺水かけ地蔵尊」が
立っておられます。
長命水を柄杓にくんで
お地蔵様の頭から三杯かけて
お願い事を三度お唱えすると良いそうです。
霊験記
天長元年。
東國大旱魃にて五穀は勿論、
人畜草木も助かるべき法も、
手を盡しけれども雨降らず、
然る処當山にふしぎの僧一人来りて、
土民に向ひて、
雨を祈らば、
澍甘露法雨と書きたる札を立て、
観音を信心せよ
とさとしければ、
教えの如くして祈りけるに、
三日目に其丈六尺余の法師、
蓑笠を 着て山の上の岩に笈をおろし、
杖をもて岩を突ば、
忽ち水湧出て滝のごとく流るれば、
里人ら喜び て是を吞み、
彼法師を敬いければ、
吾六十余州を巡りて此霊地に至る。
此所百番順礼の結願所とすれば、
今茲に西国をかたどりて阿弥陀をおき、
坂東をかたどりて東方の薬師をおき、
此観音をおきて、則百番 となる。
吾笈摺を紊むるのち、
必ず熊野権現をはじめ、
あまたの権現来るがゆえ、
信心おこたる事なかれ。
今ぞ雨降るというより早く失給う。
間もなく法雨忽ち降りて、
衆生の命助かりければ弥弥尊びぬ。
札立峠 の吊も茲に始るといふなり。
水潜寺は秩父札所の結願寺であるとともに、
西国・坂東・秩父の日本百観音霊場
（日本百番観音）の結願寺でもあります。
坂東、西国を巡ったら、
もう一度ここに来ようと思います✨
満願の湯
日沢山 水潜寺よりバスで
満願の湯へ向かいました！
| 料金 | 入館料（1日）＝大人800円、小人400円／入館料（土・日曜、祝日、3時間）＝大人900円、小人450円／入館料（土・日曜、祝日、1日）＝大人1000円、小人500円／ |
|---|---|
| 営業期間 | 通年 |
| 営業時間 | 10:00～20:30（閉館21:00） |
満願したあとの温泉は最高～✨
第1回目６月26日(水)1～5番
第2回目７月８日(月)6～11番
第3回目10月２日(水)12～18番
第4回目11月15日(金)19～22番
第5回目11月26日(火)23～26番
第6回目11月29日(水)27～30番
第7回目12月4日(水)31～32番
第8回目12月12日(火)33～34番
電車、バスで移動して、
８回で満願いたしました！
次は坂東巡礼を予定していますが、
コロナの状況をみて開始したいと思います！
参考記事
