灼熱カバディから学ぶシリーズ

~1巻・少人数のポジショニング~

~1巻・カバディのポジショニング~

 

そして今回は、

~手をつないで 壱~

 

カバディで手をつなぐ

つまり、"チェーン"

について書いていきたいと思います。

 

カバディ部に入部したばかりの宵越は

"第2話 繋がる男たち"で

「男同士で手を握るなんて絶対に嫌だ」と言っております。

 

また、"第5話 越えちゃいけないライン"でも

「(チェーンなど)俺には必要ない。速さには自信がある」と・・・

 

まだ始めたばかりなので

チェーンの大事さがいまいち…


それぐらい優秀な素材の彼ですが


チェーンを身につけたら

すごいことになるでしょう。

 

と言うことで

今回はチェーンの大事さ

ひいてはセカンドの大事さについて

お伝えしていきたいと思います。

 

そもそもセカンドとは?という方もいると思いますので

まずはそこから

 

 

↑コーナーという一番端っこの選手の横のポジションとなります。

 

人数が減った場合でも

コーナーの横の選手がセカンドとなります。

 

※4人の例

 

ちなみにコーナー、カバーの選手は

メインポジションと呼ばれていて

守備で仕掛ける事が多いポジションとなります。

 

尚、決まりではないのですが、

基本的にはコートの真ん中から外側の選手が

アンティ(守備)選手の手首を握るので

 

コーナーの選手がセカンドの選手を

カバーの選手がセンターの選手の手首を握る形となります。

 

なので、セカンドの選手は常に手首を掴まれている状態となります。

 

これはコーナー、カバーの選手が

アンティでの主導権を握っているという事ですね

 

※イメージ。よい写真がなかったので試合の映像から

 

そして、カバディのアンティ(守備)は

レイダー(攻撃)が自分の陣地に戻れないようにする事が目的なので

センターライン側を背にしている選手がブロッキングをメインでします。

※前回のブログで記載をした

  レイダーを囲むためにせり出している側の選手の話です。

 

もし逆を向いていたら

背中でレイダーと当たることになるので

弱いし、簡単に避けられそうですね(笑

 

では、みんなセンターライン側に背を向けて

守備すればいいじゃん。という発想もありますが

そうすると、アンティ同士は手をつなぐことができません。

 

ではなぜそこまでして、手をつなぐのか・・・

 

とその前にもう少し補足ですが

 

セカンドを守る選手は、以下の場合が多いです。


・レイダー(攻撃をメインでする人)

・あまり守備が得意でない選手

・(特殊)メインアンティのサブの選手の場合も

 

いづれにせよメインのポジションではないので

守備での失点のリスクが比較的少ない事が理由となります。

 

カバディはアンティで失点するとコート外なので

できるだけ、レイダーはアンティで減らしたくないですからね。

 

では、セカンドの選手って

アンティ(守備)的には重要なポジションじゃないんだね。

 

となりそうですが、答えは"No"です。

 

もちろん、メインポジションの選手に比べたら

アンティへの影響が下がりますが

 

とはいえ、

セカンドにはセカンドのとても重要な役割があります。

 

それは・・・

 

と思いましたが

 

ちょっと長くなったので

次回にしましょう(笑)

 

ではでは~