釧網本線五十石駅を取材【廃駅】 2020.09.22
2020年 09月 22日
曇り。
気温は9月後半としてはそこそこ高め。富士山も初雪となり、全国的にも秋の便りが少しずつ届き始めている。北海道はあと1ヵ月もすれば平地でも雪の便りが聞こえるかもしれない。
今日のブログは9月20日に釧網本線の「五十石(ごじっこく)駅」を現地調査してきたので、こちらについて書いていくことにします。
9月20日は2020年秋の連休の2日目にあたる。
私は相変わらず連休の4日間とも全て仕事だったのだが、少しだけ気分転換がしたくなったので前から行ってみたかった五十石駅までドライブをすることにした。
ちなみに「五十石」は「ごじゅっこく」や「ごじゅっせき」と読んでしまいそうだが、正式には「ごじっこく」と読むので注意が必要だ。
まずはコンビニで飲み物を補給。
はちみつレモンを久しぶりに見かけたのでこちらを購入。
優しい甘さと酸味にすっかり懐かしい気持ちとなってしまった。
五十石までは釧路町からだと車で約3~40分の道のりになる。標茶町のおおよそ中部で、町の中心部からはやや南に位置する。
撮影日は連休前半ということもあり、国道391号線はかなりの交通量でスローな運転となった。ただ、スローな運転といっても駅の跡には看板等も残っていないため通り過ぎないように注意が必要であった。
国道を曲がると車1台通るのもやっとという砂利道が駅跡まで続いている。
写真だと細かい草花がよく見えないのだが、実際には私の車とせり出した草花が接触してボディーに傷が付かないか心配になるほどの道幅であった。
その道を慎重に進むと駅跡とみられる広場に出た。
この場所に駅舎やホームがあったと思われる。
五十石駅が廃止となったのは2017年3月4日とのことなのだが、わずか3年半で大部分が自然に還りつつあった。
駅跡の左側には車一台が通行できそうな道があったのだが、数十メートル先以降はジムニーでないと通行できそうにない路面状況である。
駅前通りはこのような感じ。
奥に小さく見える赤い自動販売機の辺りが国道なのだが、それ以外は大部分が自然に還りつつあった。
駅跡の横には高さ20メートルはあるかと思われる大きな木が茂っていた。五十石の歴史をこの場で長年見守ってきたのだろう。
ホーム跡と思われる位置は立入禁止の看板が設置されていたため、これ以上先へ進むことはできなかった。
唯一の残置物はこちらの物置。
保線関係の用具を収納していたのかもしれない。
この五十石駅は1927年9月15日に開業し、長年に渡って地域住民に親しまれた。
今では駅周辺の地域全体が自然に還りつつあるようだが、当時は「五十石小学校」も存在しそれなりに民家も立ち並んでいたそうだ。
駅舎は撤去直前は「ヨ駅」だったものの、昭和の時代は駅員さんも配置される立派な有人駅だったらしい。
この地区は標茶町中心部まで10キロ未満で国道にも面しているため住宅街を形成してもおかしくはない立地なのだが、ほぼ自然に還った姿を見ると勿体なく感じてしまった…
勿体ないといえば、この駅のすぐ近く(国道沿い)にナオキブログで過去に廃墟取材をした温泉付きのレストラン「草原」さんがある。
こちらも廃墟取材をした時より確実に自然へ還りつつあった。
2年半前の撮影時より木が成長し、建物を覆い隠しはじめているのが分かる。(前回の撮影は緑が生い茂る直前の季節ということもあったが…)
看板も数年後には見えなくなってしまうかもしれない…
この付近に湧く素晴らしい温泉も活用しながら地域としてもう一度発展して欲しい!
そんなことを思いながら釧路への帰路についたのであった。
●取材した駅
8駅【釧網本線 4駅(廃駅2)】【石北本線 1駅】【根室本線 2駅】【ふるさと銀河線(廃線)1駅】
●コメントを書いた駅ノート
2駅
※五十石駅に直接関係するグッズは販売していなかったのですが廃駅に関する書籍は販売されていたのでそちらのリンクを載せておきます。
9月後半もどんどん作品を描いていきます!
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今日のブログはここまで。
それではまた、次回の更新で☆彡
気温は9月後半としてはそこそこ高め。富士山も初雪となり、全国的にも秋の便りが少しずつ届き始めている。北海道はあと1ヵ月もすれば平地でも雪の便りが聞こえるかもしれない。
今日のブログは9月20日に釧網本線の「五十石(ごじっこく)駅」を現地調査してきたので、こちらについて書いていくことにします。
私は相変わらず連休の4日間とも全て仕事だったのだが、少しだけ気分転換がしたくなったので前から行ってみたかった五十石駅までドライブをすることにした。
ちなみに「五十石」は「ごじゅっこく」や「ごじゅっせき」と読んでしまいそうだが、正式には「ごじっこく」と読むので注意が必要だ。
はちみつレモンを久しぶりに見かけたのでこちらを購入。
優しい甘さと酸味にすっかり懐かしい気持ちとなってしまった。
五十石までは釧路町からだと車で約3~40分の道のりになる。標茶町のおおよそ中部で、町の中心部からはやや南に位置する。
撮影日は連休前半ということもあり、国道391号線はかなりの交通量でスローな運転となった。ただ、スローな運転といっても駅の跡には看板等も残っていないため通り過ぎないように注意が必要であった。
写真だと細かい草花がよく見えないのだが、実際には私の車とせり出した草花が接触してボディーに傷が付かないか心配になるほどの道幅であった。
その道を慎重に進むと駅跡とみられる広場に出た。
五十石駅が廃止となったのは2017年3月4日とのことなのだが、わずか3年半で大部分が自然に還りつつあった。
奥に小さく見える赤い自動販売機の辺りが国道なのだが、それ以外は大部分が自然に還りつつあった。
保線関係の用具を収納していたのかもしれない。
この五十石駅は1927年9月15日に開業し、長年に渡って地域住民に親しまれた。
今では駅周辺の地域全体が自然に還りつつあるようだが、当時は「五十石小学校」も存在しそれなりに民家も立ち並んでいたそうだ。
駅舎は撤去直前は「ヨ駅」だったものの、昭和の時代は駅員さんも配置される立派な有人駅だったらしい。
この地区は標茶町中心部まで10キロ未満で国道にも面しているため住宅街を形成してもおかしくはない立地なのだが、ほぼ自然に還った姿を見ると勿体なく感じてしまった…
勿体ないといえば、この駅のすぐ近く(国道沿い)にナオキブログで過去に廃墟取材をした温泉付きのレストラン「草原」さんがある。
この付近に湧く素晴らしい温泉も活用しながら地域としてもう一度発展して欲しい!
そんなことを思いながら釧路への帰路についたのであった。
◆◆駅カウンター◆◆(2019年11月9日から)
●取材した駅
8駅【釧網本線 4駅(廃駅2)】【石北本線 1駅】【根室本線 2駅】【ふるさと銀河線(廃線)1駅】
●コメントを書いた駅ノート
2駅
※五十石駅に直接関係するグッズは販売していなかったのですが廃駅に関する書籍は販売されていたのでそちらのリンクを載せておきます。
新品価格 |
9月後半もどんどん作品を描いていきます!
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今日のブログはここまで。
それではまた、次回の更新で☆彡
by naokiblog
| 2020-09-22 15:08
| 温泉・銭湯・鉄道・取材・旅(釧路)
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