お墓と供養の新時代

北海道札幌において、お墓納骨堂を中心とした終活全般について綴っております。

墓地納骨堂の「宗旨宗派問わず」とは?

2017年12月22日 | 
札幌市では新たに墓地経営許可は出しておりません。
納骨堂については、主に檀信徒向けの利用に限定して許可を出しており、その場合、不特定多数(檀信徒以外)を対象に納骨堂を利用させることはできません。


ということは、「宗旨宗派問わず」とはどういう意味なのでしょうか?

全ての墓地納骨堂に該当するという話ではなく、一部にのみ該当することであることを前置きしております。



東京にある超有名寺院のホームページに記載されている内容を元に検証いたします。

●お申込みにあたって過去の宗教宗派は問いません。ただし、〇〇倶楽部への入会が必要です。

>これは、今まではキリスト教でも新興宗教でもどの宗教の方でも、また同じ仏教の他宗派の方でもいいですが、
申し込まれたら、うちの宗派にしてもらいます。そして〇〇倶楽部という檀家名簿に記載させていただきます、ということになります。
そして、今後はうちの宗派の教えの元、うちの宗派のやり方でお参りいたします、ということです。

こういった場合は通常、納骨や法要などで他宗派の僧侶がお参りはできません。
他宗派の戒名が付いている場合、それぞれのお寺によって考え方は異なりますが、他宗派の戒名そのままでもいい場合と新たに戒名をいただく場合があります。


●これ以外に寄付を強制することはありません。

>お申し込みの冥加金以外に、寄付を強制はしませんが、案内はあると読み取れます。
寺院側としては、檀家さんなのですから、あくまで強制ではないですが、前置きしながらも協力のお願いはするでしょうね。

※檀家とは、googleで検索すると「檀家とは、その寺に属し、布施をして寺の財政を助ける家。

布施するのが、檀家さんなのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿