SNSなどのネット上でやたら「生理が辛い」とか「生理前で辛い」アピールする人達が多い…けど、あの人達は一体何がしたいの?
私自身も10~20代前半の頃はひどい月経困難症で毎月のように寝込み、救急車にも乗った事があるけどそれは学生の時の話。
社会に出る前に「これはなんとかしないといけない」と思い、鎮痛剤、スプレキュア、漢方…中用量や低用量ピルなど色々と今受けられる治療を受けて、今はヤーズフレックスで生理の回数そのものを減らしPMSや周経期症候群の症状も完全に消えた。
つまり「月経困難症を克服した」立場なので、生理痛の辛さは充分に理解はできているはずなのだけれど…わざわざ世界中に「生理が辛い」とアピールする女の心理が全く理解できない。
もう一つ理解に苦しむのが、この手の書き込みをする人に対して「病院で治療を受けたらどうか?」とか「ピルは効果が高いですよ」などどアドバイスをすると高確率で「逆ギレ」されてしまう(流石にスプレキュアは勧めないけど)。
私の月経困難症の症状がピークだった頃、周囲の人はみな口を揃えて「一度、病院で診てもらいなさい」と毎月のように言われていた…婦人科デビューしたのは18歳でまだ”未経験”だった頃だ。
でも婦人科デビュー後、いわゆる”経験者”になってからは何故か婦人科に行くこと自体のハードルはグッと下がって(未だに妊婦がいる産婦人科には行きたくないけど)割と「ちょっとおかしいな?」と思ったらすぐ受診する習慣が身についてしまった。
月経困難症は数ある婦人科系疾患の中でも治療ができて、克服できる可能性の高い病気だと思っている。
なのになぜ?生理辛いアピール女どもは治療を受けるという現実的な選択ではなく、根本的な問題は何も解決されない辛いアピールをするのか?
だから女は馬鹿なのか?
生理アピールに共通する内容は殆どが「いかに自分が辛いか」「こんなに辛いんだから周囲が配慮しろ」というものがほとんど。
でも、そんな事を世界中にアピールされてもねぇ…個人差のあるものだし、私のように治療で克服した人も少なくないものに対してできることはやはりアドバイスくらいしかないと思うのだが?
そもそも本当に辛い人は私も含め、世界中に発信している余裕など無いはず。
結局のところ、あの人達は「大丈夫?」とか「そうだね、辛いね」とか「大変だね」とか「私も毎月痛いよ」って言って欲しいだけ?
ものすごい端的な表現をすると…単なる「構ってちゃん」なのか?
だから、具体的なアドバイスに対して逆ギレするのだろうか?あと、この手の人達は色々な理由を並べてはピルを拒否する事が結構多い気がする。
そんな人達に私からなにか声をかけるとしたら…「ピルが嫌ならミレーナでも突っ込んでおけ!!」くらいだろうか?