いよいよ冬っぽくなってきましたね
本日も通常営業ジュエリー山口です。

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【製作中のプラチナの指輪】
ヤスリがけの工程が終わり、磨き前の状態の甲丸指輪です。
ここから荒い研磨剤から細かい研磨剤へと変えていき、磨き上げ細かい傷を落とし「鏡面仕上げ」にしていきます。
プラチナは細かい傷が落ちにくいので、丁寧にしっかりと下地を綺麗にしていくのがポイントです。

ちなみにK18(ゴールド)はプラチナに比べると傷は落としやすいです。しかし裏を返せばバフ(仕上げの磨き)などかけるとすぐに地金が減っていってしまうので、角をだしたデザインや細かいデザインの商品の場合は形が崩れやすい特徴があります。

そのあたりの特徴をつかんでいないと、何日もかけて製作した物が最後の最後に「イメージしたものと何か違う。」となってしまうので、地金の性質の違いを頭に入れておくのも大事かなと思っています。



身に着ける分には関係のない、ジュエリー製作小話。