こんにちは!
今回は吉川先生による水彩画のレクチャーを交えながらオンライン授業が行われました。
これは吉川先生の水彩道具です。
使い込まれていてかっこいいですね〜。奥に見える缶は筆洗です。
水彩画というと、淡い色や明度が高い色からのせていくのが一般的ですが、慣れてくれば背景の濃い色から描き始めるなんてこともできるんです。
下描きをしないで色をのせるのが不安な場合は、鉛筆で薄くモチーフを描いておいても大丈夫ですよ。
中明度の水色でモチーフのシルエットを浮かび上がらせます。
更に濃い青や紫などを部分的に入れました。
桜の花のがくの部分にはほんのり黄色、イエローオーカーを少し混ぜた黄緑を。植物の緑は原色のままのせない方が自然な印象になります。
最後に花びらのピンク、乾ききらないうちに少し濃いピンクを入れて完成です。
淡い色から濃い色へと描いていくと、少しずつ濃くなっていくので怖くはありませんが、結果的に濃い色を入れることができず、ぼんやりした印象になってしまうことがありませんか?
その点、今回の手法なら最初の段階で強い背景がのっていますので、中間から高明度の色を入れやすくなります。
単品のスケッチなどで試してみてくださいね。絵の具で遊ぶような感覚で面白いですよ。
来週は果たしてどんなオンライン授業になるのでしょうか!乞うご期待〜!