今朝の新聞は、「菅内閣発足」を多くの紙面を割いて報じています。
菅総理大臣をマスコミは「たたき上げの庶民派苦労人」と持ち上げていることが気になります。
菅氏は、総裁選で「先ず自助、そして共助、最後に公助」と強調しました。
本当にそうでしょうか。
菅氏の政治団体には2018年度分で、1200万円の政党助成金を受け取っています。
国民には「自己責任で」といいながら、自分の政治団体には「国から」年1200万円も手に入れています。月にすると100万円です。
これは国会議員としての歳費とは全く別の「公助」に他なりません。
自分は「公助」を受けながら、国民には「自己責任」を押しつける。
こういう人を「苦労人」と呼べるのでしょうか。
モリ・カケ・サクラは、「済んだこと」と不問です。
国民は、原因究明と再発防止を求めているのに応えようとしません。
私たち日本共産党は、政党助成金という「公助」を一切受け取らず、「国民にこそ公助を」と訴えています。
国民の皆さんと一歩一歩政治を前へすすめる活動は変わることのない信念です。
重機が運ばれています。