『語ることが許されない 封じられた日本史』

著者 保江邦夫

ジャンル 歴史学、超心理学、心霊、日本史

2020年 ビオ・マガジン発行

 

封じられた日本史

 

伯家神道に伝わる秘儀

『祝之神事』を授かった著者が、

断片的に伝えられた

秘められた歴史をまとめた書籍です。

 

私達は教育で教えられる歴史が

本当と思っていますが、

実際には今の権力を正当化するもので

公平なものではありません。

今の権力が正統でなかった場合は、

人や国を思い行動した人達を

必用以上に悪のレッテルを張るもの。

歴史は事実を見て、

思いの奥を推察する事が大切に思いました。

 

封じられた日本史 m

 

書籍には秘められた歴史が

幾つも著されていますが、

特に私の印象に残ったのは

古くから日本はキリスト教と

深く関わっていた事です。

『竹内文書』にも記されている

イエスさまの事、

この他にもイエスさまの痕跡を探して

来日した騎士団。

キリスト教(イエズス会)の弾圧、

その裏に隠された日本での

カトリック教の布教など。

とても興味のあるものばかりでした。

 

『祝之神事』は

古くエジプトに伝わる『ハトホルの秘儀』。

エジプトで秘儀を受けられたイエスさまが、

日本で秘儀を伝え『祝之神事』に。

『祝之神事』は伯家神道が受け継ぎ、

皇太子が天皇陛下になる際に

現人神の霊力を授かる秘儀となります。

維新後は伯家神道が皇室から切り離され、

明治天皇以降秘儀を受けられませんでした。

そして今…。

 

歴史の論証を重要視する人には向かない書籍。

私の好きな道教的な考えでは、

志の低い人に笑われる程本物です。

この点で限りなく本当に近いと思いました。