マサブログ

自分の体験した生体腎移植、在宅血液透析について綴るともりでしたが、ネタがそんなにないので日々のことを綴ります。

入退院

2016-02-01 13:29:32 | Weblog
昨年11/30~12/12まで秋田大学病院に入院

突然39度の熱が続き、背中というより腰のあたりが腫れて痛い。

透析の立木先生に相談して大学病院へ救急で行くように促されて
病院へ。

到着するやいなや、右足の付け根の動脈へ針を刺し動脈血採取。
それを細菌培養検査へ回し、CT、MRI、心臓エコー検査と矢継ぎ早に
行われてく。検査は夜中の23時まで続いた

勿論到着したとたんに入院。

疑われたのは血液に細菌が回って全身に感染を起こす「敗血症」
このままでは多臓器不全を起こすということで、細菌は特定
できなかったがすぐに4種類の抗生剤治療を開始。

炎症の値を示すCRP値は27.3(正常0.19以下)確かにただ事ではない。

先生たちが恐れたのは昨年感染症で心内膜炎に罹患し、大動脈弁が
溶けて欠損してしまいセラミックの弁置換を行っているが、
それが再度おこることを警戒している。もう一度心臓を開くと
いうことはリスクが高すぎるからだ。

さて、いくら検査をしても細菌は出ない。抗生剤の効きもよく
順調にCRPも下がってくる。19.2→11.3→7.5→3.2→2.25
2週間目には1.75になり、抗生剤も点滴から飲み薬に変わり
退院となった。

結局原因不明で片づけられたが、CRPはその後抗生剤を飲んでも
それ以上は下がらず、むしろ3.0から2.7前後をうろうろ。
正常値の0.19以下にはならないのであった。

≪2度目の入院≫

 さて、正月があけても身体がすっきりしない。あちこちの筋肉
が痛いのである。大きな筋肉が痛い。足の大腿骨のあたり、背中の
腰のあたり。CRPも3.2もある。やはりおかしいので、冬休みの
うちに白黒つけることが望ましといと考え、大学病院へ入院検査を
志願した。

お決まりの検査が一通り。
軽食道エコー(胃カメラのお化けを飲み込んで内側から心臓を3D立体的に観察)
MRI頭を検査
造影CT(全身)これは7回針を刺されても欠陥確保できず信じがたいが
造影剤を入れることができないということで中止(ありえない)
どんな病院だ!!!!

私は今回の入院で頭の側頭部血管に違和感を感じていた。押すと痛いのである。
ネットで調べてみると「側頭動脈炎」という一種のリウマチにかかると
身体の大きな筋肉に炎症を起こすと記載されている。正にいまの私の症状。
勿論炎症を起こしているのだからCRPは上がる。細菌感染ではないので細菌は出ない。

そこで第3内科血液内科のリウマチ科を受診して調べてもらうことにした。

正確な診断には頭の動脈の欠陥を採取して検査する必要があるけれど、私
の場合、ワーファリン7ミリ、ほかにバイアスピリンなど血液をサラサラ
にする薬のてんこ盛りなので、薬を止めないと検査ができない。

薬を止めると、心臓の人工弁に血栓ができる可能性がありリスクが高すぎると
いうことで画像診断のみで行っていただいた。

結果は疑わしいがそうだとは言い切れない。しかしもしもこの病気
だとするならば、治療方法が全く違うのである。今は抗生剤治療だが
この場合はステロイド療法となる。免疫を下げて治療するのである。

これだという確たるものではないが、これ以外にもはや何も出ないので、
ステロイド治療を開始することになった。

3日服用したらすべての症状がなくなり正常にもどり、退院となった。
入院期間は1/12~1/23まででありました。

ステロイドは一度始めるとやめるのに随分と量を減らしながら飲み続け
なければならないので、今後は薬を減らす作業になる。

飲んで1週間になるが、もはや顔はムーンフェイス。まん丸になって
しまいました。ステロイドは本当に頬のあたりに脂肪がたまります。

早くステロイドが終わりますように!

本日のCRPは0.13(正常値以下)もう病気ではなくなっております。


正確な診断というのは難しいのはよくわかりますがせめて秋田大学には
総合診療科があるのだから、総合診療のプロを育成してほしい。切に願う。

ペットボトルのお茶は危険というお話。

2015-11-09 16:37:06 | Weblog
防腐剤入りペットボトル茶。基本ペットボトルのお茶はすべからく飲んではいけないもの。
気をつけないといけません。

知らなかったな。こりゃ考え方を全面的に改めないといけない。

http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/a5fdb504607a68eca5e093e7d7ffd0b7

食の安全

2015-10-13 13:31:38 | Weblog
どうしても気になっている。

 日本の食材は海外に比べてとても「安全」なのだ。農薬の基準も日本人はよく守る。低農薬、無農薬にチャレンジして差別化をはかっている農家さんも多い。

 海外はどうか?大量に防腐剤を投入して日本まで送るシステム。通常に使っている農薬だって日本では禁止されているものも多い。

 そこで思うの。TPPで海外のものが安く入ってくる。当然日本のものよりも安い。逆に海外へも日本のものが 関税分下がって行くわけだ。海外セレブは日本の安全でうまい農産物を好んで食べるだろう。日本人は?海外の不味くて危険な農産物を食べる羽目になる。安い食材は外食産業にもてはやされるだろう。

 安心安全な食は幻想となる。出所のはっきりしている地元の食材を買って自宅で食べるのが一番安全なのだろう。

 TPPとは安心安全と不安危険を交換することになるのではないのかと思う。

今日は私のセカンドバースデー(臓器移植推進月間にあたり)

2015-10-06 13:22:29 | Weblog
私が生体腎移植を受けた頃は「移植」など夢物語であった。

腎不全が進みいよいよ透析導入という時期になっても、医師からの選択肢は「人工血液透析」と「腹膜透析」ということしか言われることはなかった。

選択肢に「腎移植」というカテゴリーは存在していたが秋田の片田舎では言葉だけと言う状況。勿論秋田では移植医療は一時行われたことはあったが、休止状態であった。

私は本を調べ親戚を頼り、埼玉の防衛医科大学校病院で弟から生体腎移植を受けることになる。それが今日10月6日。弟に感謝する日である。
(詳しくはhttp://www.shirakami.or.jp/~murakosi/jinnzou.htm)


あの頃は誰に聞いても「移植など命に関わるから止めた方がよい」と否定派が大半を占め取り合ってもらえないのが現状であった。


現在秋田大学医学部附属病院では佐藤滋教授のもとで東北では最も多い生体腎移植を行っている。腎移植先端医療施設になった。

秋田大学医学部附属病院での腎移植
http://www.med.akita-u.ac.jp/~hinyoki/general/diseasetreatment/kidneytransplant.html


しかしここで行われる移植はます殆どが6親等以内から行われる「生体腎移植」である。1997年(平成9年)の臓器移植法施行後ら脳死下臓器提供が1件、心停止下臓器提が3件とわずかしか行われてない。


秋田県では1,800名ほどの透析患者の内移植を希望するドナー登録は減少の一途をたどっていまる

1997年には91名でした。2000年に117名それから年々減少し現在では62名となっている。

腎不全患者は年々増え続けている。しかし根治治療を目指すための最良の方法が移植であるにも関わらずそれに向かっていない。

脳死からの提供は秋田県では皆無に等しいからである。待っていても提供を受けることはまず難しい。20年待って頑張って生きてやっと近づくという有様。
それまでには無尿のため、移植したところで膀胱は萎縮しピンポン球位になっている。社会生活は到底送れない。

移植は早く行わなければならないのである。それで皆さん生体腎移植へ向かわざるを得ないのである。

これをなんとか改善できないかと始まったのが「臓器移植推進月間」私は昔随分と力を入れて関わったが、この名前だけはどうしても好きになれない。

「臓器移植推進」って・・・嫌な言葉だ。

 臓器を提供するということは、そこに人の「死」があるのだ。それを「推進」ってことはとても気持ちが悪い。

私は自分で担当していたときには「臓器移植理解啓発活動」と言っていた。県にもそのことは何度も伝えたが、頭が悪い人々に何を言っても無駄。だいたい真剣に考えてなんていない。

脳死からの臓器提供が行われなければ移植は進まない。だから、臓器移植について県民の皆様にご理解を戴き、その上で意思表示カードに「YES」「NO」を書き込んで貰う。「移植」について考えて貰う機会を提供し、その上でなければ反対も賛成もないのである。

だから「理解啓発」なのである。

移植推進などと言う言葉を使っている間、理解は深まらないと心の底から思う。

人の死をもっと誠実に取り扱う姿勢が必要だ。


おやすみなんだけれど

2015-10-03 16:57:50 | Weblog
毎週毎週土曜日はゴルフか仕事でほっつきあるいているけれど、何ヵ月ぶりに何もない土曜日。

起床はいつも通り6時。

お風呂に入って朝ごはん食べて、またお布団に入ってゴロゴロ。ぐーたらな朝。

県時計組合の用事でちょっぴり出かけてから家内と昼食は自宅でミートソース。

14時頃暇に勝てずゴルフの打ちっぱなしで100球位打ってから近くの温泉で汗を流して帰宅。

透析準備をして16時頃から透析開始。19時に終わる予定。今日は早く透析が終わるから、軽く居酒屋さんで焼き鳥でもかじりながら一杯やろうかな?

こんなまったり過ごす1日もたまにはいいもんだ。

浮腫

2015-10-03 07:34:42 | Weblog
血圧が上がらないのは、透析での水分引きすぎが原因かも知れないとの事で、上の血圧が100を超えるまで生理食塩水を入れてドライウエイトを調整。

69.5→→→71.5へ

確かに2キロ上げたらそんなに下がらなくなったけれど、代わりに顔が浮腫んできた。瞼が腫れぼったい。スッキリおめめが台無し。

心胸比は、
大動脈弁置換する前42%
置換後 48.5%
最近 46.5%

50%までは許容範囲なので様子をみている。

私は朝起きると寝る前より500g~700g体重が減りますだから朝はとにかく血圧が下がります。それを計算してドライウエイトを調整。

でもさぁ。瞼が浮腫むのは嫌だなぁ

眼科外来

2015-09-27 12:45:11 | Weblog
何だか先週から毎日秋田大学病院。

皆勤賞頂戴!

心電図ホルダーを心電図室に返して眼科へ。

最近視力が急に衰えた。1.5見えていたのがここ半年で0.1に。
合わせて老眼で近くが見えなかったものが見えるように。

あまりの変わり具合にビックリ。

ただ視力が落ちるのに段階があり、2ヵ月に一度レンズを変えないと見えなくなってしまう。病気じゃないかと心配にな2ヵ月前に眼科で相談したけれど、眼鏡掛けたらみえるんでしょ!でおしまい。いいのか?これでいいのか?わからん。

今日は元々ある中心性網膜変成症の定期受診

先週はシルバーウィークでお休みだったから病院全体が物凄く混んでます。いつ診て貰えるかは不明。

気長に待つが、瞳を広げるお薬点眼したから見えなくなってきた。文字はここまで。瞑想にはいます(^-^)/

低血圧

2015-09-25 19:06:38 | Weblog
シルバーウィーク始まった途端、ご先祖様に引っ張られているのか、血圧が80/45などというとんでもない低血圧。

透析前の体重がドライウェイトより2キロも多い状態でも85/50。これではまともに透析したら意識不明になること間違いなし。

昨年の今頃は不明熱に悩まされ、秋田大学病院に入院して原因究明をはかって結局大動脈弁不全。手術となった訳だけど。

昨年も血圧が急に下がったのだ。
通常120/80という絵に描いたように美しい血圧が、突如90/50となり、2週間もすると80/40という、およそ生きるには足りない血圧に。

熱こそ無いが昨年と余りにもよくにている。

昨日秋田大学病院に行ってみた。

血液検査、少し心機能が落ちたら時に見られる数値が上がっていたが正常範囲内。炎症反応もなし。感染もなし。

レントゲン、心電図もなんともなし。

それで今日は心エコーをしてきた。

いつもは女医さまにしていただいてましたが、本日はいらっしゃらないので女性の検査技師さん。ドキドキ(^-^)/嘘です

検査室は暗くはじめのうちは起きて見ていた。なんだか血流に青いのが多い。これはもしや逆流してるのでは?聞いてみたけど当然技師さんは答える訳にはいかない。

見ているうちに私寝ちゃいまして、気がついたら終わっていました。

結果は月曜日だというので、まな板の鯉になり大人しくしてましょう。


検査後、月に2度の立木医院透析。
ありゃりゃ、120/60もある!病院に来たら治ってしまうの?

うーん

秋田大学病院 循環器受診

2015-09-24 08:36:35 | Weblog
ここ3日位血圧が下がりさっぱり上がらない。

元々高血圧だったけれど、昨年心臓の大動脈弁が溶けて血流が悪くなった時に同じように血圧が上がらなくなった。

去年の丁度今頃だ。何だか気持ちが悪い。

聴診器を当てると5回から10回に一度鼓動が休みます。不整脈ですな。

こうなると透析が難しくなります。血圧が下がったままではきちんと透析することができません。

早いところ原因を究明してもらわなくちゃね。怖いのははっきりするまで病院で1週3回の透析に戻されること。毎日しないとやっぱり具合良くないもの。

予約外で来ているからいつになったら診てもらえるかは不明。主治医が居ないので検査指示ももらえずただ座って待つ。

火力の比率

2015-09-22 08:07:56 | Weblog
集団的自衛権は近隣の緊張と今後のために必要だと思う。但し運用に関してはよくよく慎重にしなければならない。

同じ政権与党の政策でも、原発は全く賛成できない。核のゴミを処分するシステムが確立出来ていないのにゴミを排出することは次世代に申し訳ない。

事故後の処理にしても都合の悪い情報は一切発表しない姿勢は明らかに背任。不誠実な処理しか出来ない政策を支持など出来ない。

火力が50%を上限と環境省が経産省に出した指示は今後原発再開への流れになるのか?不安定な再生可能エネルギーではないだろうなぁ