ライトメロウなひと時

皆様、令和2年を迎え早3ヶ月、如何お過ごしでしょうか？
年が変わって早々の新型コロナウイルス流行。マスクはないわ、トイレットペーパーはないわでね、大勢の方が悩ましい毎日をお過ごしでしょう。
まあトイレットペーパー不足に関しては早くに解決するだろうけど、最近のドラッグストアや量販店の開店待ちの行列の凄さって言ったらなかった。それに比べ俺のライブときたら・・・(極貧)

それにしても、両手にトイレットペーパー抱える姿を見る都度、思うんです。

快便でええのぉ！

便秘症にはトイレットペーパーなんか1ロールありゃ半月持つわ。
誰か俺のCD買い占めてくれません？(>_<)ヽ

マスクだって、花粉症じゃないから不要。だってコロナウイルスは防げないんでしょ？えっ、隠れ保持者かも知れないからマスクしろって？そんなん言うな。
俺がもしウイルスにかかって寝た切りになったらどーしょ？
ウイルス云々関係なく、俺が寝た切りになったら、恐らく孤独死だわ。
えっ、熱烈なファンがいるだろって？ムリムリ。
俺のCDを聴いて「CDプレーヤーが壊れたかと思った」とか、「実家の畑のカラスよけにします」とか言う連中が、緊急時に駆け付けてくれる訳がない。

思い返せば、作曲家で1発や2発当ててYOSHIKIじゃないが、金髪のお姉ちゃんを従え街を練り歩くはずだった。自家用ジェットで田舎に帰るはずだった。それなのに、この前のブログじゃないが、現実は各停列車で帰省ですわ。あの児玉のたぬきさんが結婚するくらい、あり得ない事だと、若かりし頃は思っていた。元はと言えば、まだ駆け出しのアマチュア時代、角松敏生氏に「キミ、良い声してるね~」と言われた事が、本気で歌手を志したのであった。しかし、時は流れちょびっとずつ大人になるにつれ悟ったのであります。

声が良いイコール歌手になれる訳じゃない、と。

しかし、悟ったのが遅かった。
成功する人というのは、分岐点をいち早く察知しギアチェンジするんだけど、俺のように成功出来ない人は、いつまても未練がましくしがみつこうとする。俺の音楽で世界を変える！困ってる人を救うんだ！と意気込んだあの頃。
イヤ、世界中の人は無理でも、何人かは救えたと思う。何かの支えや勇気を与えたかも知れない。台湾かどこかの国のIT担当の天才が、この苦境にあれこれ知恵を絞り自国民を支えてるニュースを見た。詳しい事は知らないけれど、素直に凄いなって思う。Tポイントアプリのクジで500ポイント当たって浮かれてる自分が恥ずかしい。
でもまあ、政府の人間でなくても、俺達一国民が出来る事もあるんじゃないか？って思う。凄い事でなくて良い。ちょっとした心掛けと心構えを持っていければね。

品切れ品薄のマスクだって、少ない人数が奪い合うんじゃなく、分け合えば大勢がハッピーラッキーじゃない？一人一人が少しガマンすれば、誰かの不安を減らせられるじゃない？トイレットペーパーもそう。大量に買ったわ良いけど、そんなにウンコせんよね？

今は亡き俺のオカンが言うてたわ。


愛を粗末にする人間は愛に。
お金を粗末にする人間はお金に。
友達を粗末にする人間は友達に、いつか自分が粗末にされると。


見事に全部当たってるわ💦
出来ればその格言、十代の頃に教えて欲しかった(。>ω<。)

と言う訳で、ちょっとの痛み分け精神があれば、誰かの不安を癒してやれる。俺自身も含め、自分が出来る僅かな優しさや思いやりを、誰かの為に・・・。そんな世の中になって欲しいなって願ってます。