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神戸電鉄2000系電車

2019-06-22 00:05:24 | 乗り物(列車・車両)

神戸電鉄2000系電車(こうべでんてつ2000けいでんしゃ)は、神戸電鉄が保有する通勤形電車。
概要
公園都市線開業に合わせ、3000系以来のフルモデルチェンジ車として1991年に登場し、1993年まで増備された。
アルミ合金製
3両編成(2M1T)と4両編成(3M1T)の2タイプ
ワンマン運転対応 (3両編成は登場時から、4両編成は改造で設置)
制御機器は電動カム軸式自動総括制御
神鉄ではほとんどの編成でM車のみだったが2000系ではT車が連結されており、空転防止のために空転検知器を設置した。
のちに登場した5000系は、この車両をベースにVVVF制御・オール電動車編成としたものであるため、外観は5000系と非常に類似している。

運用
3両編成は公園都市線を含む全線で、4両編成は有馬線、三田線、粟生線で主に運用されている。

編成
2000形制御電動車 (cM・Mc) と2200形中間付随車 (T) からなる2M1Tの3両編成と、これに2100形中間電動車 (M)[2] を加えた3M1Tの4両編成があり、有馬方から前者は cM-T-Mc、後者は cM-M-T-Mc の順に編成される。電動車 (cM・M・Mc) には制御装置とCPが、付随車 (T) には静止形インバータ (SIV) ・蓄電池 (BT) が搭載されている。パンタグラフ (PT) は制御電動車の連結面寄り車端部に付けられている。

主要機器
制御装置・主電動機
走行性能は1100系と同様で、電動機は中間にT車をはさんだ2M1T編成のため同系列のMB-3088-B(105kW)、制御装置はABF-144-15MDHB電動カム軸式自動総括制御を採用、1C4M方式で4個の主電動機を永久直列接続として抵抗14段・界磁7段で制御する。1100系と同様に、全電動車編成に比べて空転を起こす比率が高くなるため、空転検知器を設置し、空転が起きた場合は自動的に主回路を遮断、再粘着後元の回路を構成する。平行カルダン駆動方式を採用し、歯車比は99:16である。

台車
台車は軸梁式ダイレクトマウント空気ばね台車 KW-200(動力台車) とKW-220(付随台車) を採用した。

集電装置
PT-4808-B-M下枠交差型パンタグラフを採用している。2000形奇数車 (cM) と2000形偶数車 (Mc) の連結面寄り屋根上に搭載している。

ブレーキ
神鉄初のMBSA形電気指令式電磁直通ブレーキを採用。HSCブレーキ車との非常時の連結に備え、両者でブレーキ操作が出来るようブレーキ読替装置を設置。また、3000系同様非常電制を自動化している。なお、3000系で採用されていた定速度抑速制御装置は設置していない。保安ブレーキも併せて装備する。

補助電源・空気圧縮機
補助電源装置は4連化に対応するため、4連分の給電能力を有する100kVAのSIV、NC-FAT100Bと16kVAのバックアップインバータ、NC-FAT16Aの2種類の静止形インバータを採用。T車の2200形に搭載。電動空気圧縮機はC-1000電動空気圧縮機を採用。吐出容量は毎分1160リットルである。CPの多重系を図って、2000形奇数車 (cM) と2000形偶数車 (Mc) と2100形 (M) に搭載する。


神戸電鉄2000系電車
基本情報
運用者 神戸電鉄
製造所 川崎重工業
製造年 1991年 - 1993年
製造数 17両
主要諸元
編成 3両、4両編成
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1500V
最高運転速度 80 km/h
車両定員 122名(先頭車)
133名(中間車)
全長 18,290 mm (先頭車)
18,140 mm (中間車)
全幅 2,700 mm
全高 4,120 mm (先頭車)
4,030 mm (中間車)
車体 アルミニウム合金
台車 軸梁式ダイレクトマウント空気ばね台車
KW-200(動力台車) KW-220(付随台車)
主電動機 MB-3088-B3 直流直巻電動機
主電動機出力 105 kW
駆動方式 平行カルダン駆動方式
歯車比 99:16(6.19)
編成出力 840 kW (3両編成)、1260 kW (4両編成)
制御方式 永久直列抵抗制御・弱め界磁
制御装置 ABF-144-15MDHB 電動カム軸式自動総括制御(1C4M)・発電制動付
制動装置 MBSA形電気指令式電磁直通ブレーキ(発電ブレーキ付き)
保安ブレーキ・非常電制
保安装置 神鉄形ATS 防護無線


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