高齢顧客応対技術のアップを! ~どうすれば円滑にコミュニケーションが取れるか? ~
のつづきです。
もともと、模擬難聴は、難聴というのは、単に音が小さく聞こえるという
単純な症状 ではないということを啓蒙し、難聴や補聴器の研究開発の
必要性を皆さんに理解して もらうためのものでした。
しかし、高齢者と若年者の間のコミュニケーションに関する 研究が進み、
技術が進歩してきた近年は、模擬難聴を単なる啓蒙活動用としてではなく、
仕事や生活の様々な場面で活用して行こうという動きが出てきているのです。
ビジネスの世界で最も有効的に使われているのは、やはり、
高齢者とのコミュニケーショントレーニング
のツールとしてです。
現代日本は、超高齢化社会を迎えており、国内資産の80%を
高齢者が有している という話まであります。
つまり、現代日本のビジネスにおいては、高齢者の方々を福祉の対象と
捉えるよりも、
有望な顧客
と捉える方が正しいのです。
しかし、高齢者の方々は、当然、人生経験が豊富です。
見せかけの親切心や優しさでは、顧客になってはくれません。
高齢者対応のためのコミュニケーションセミナーなどに行くと、ほとんどが、
優しい気持ちで接しましょう といった精神論的な内容です。
もちろん、こういった精神論が不要なわけではありませんが、その前に、
相手のコミュニケーション能力を知り、
どうすれば円滑にコミュニケーションが取れるか?
を考えねばいけません。
特に、今の日本の若年~中年層は、核家族化が進んだ時代を生きてきています。
身近に高齢者がいない中で育ってきています。
だから、高齢者とのコミュニケーションに関しては、とても
経験不足
なのです。
そんな時に、ジェロトーク(模擬難聴システム)が活きてくるのです。
つづく-> 高齢顧客応対技術のアップを! ~相手(高齢顧客)にどう聞こえているかを実感する~
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