1億総マスク時代の処方箋 ここまでをまとめ読み! その2 | 会話が伝わるようになるアプリ「想いやりトーク」 オトデザイナーズ 坂本真一

1億総マスク時代の処方箋 ここまでをまとめ読み! その2

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*この記事は、2020年11月頃からシリーズで配信したものに多少の修正を加えたものです。

 

1億総マスク時代の処方箋 ここまでをまとめ読み!

 

のつづきです。

 

元々、マスク着用による音声コミュニケーションの劣化に

 

ついて、詳細に調べようと思い立ったのは・・・

 

個人的な話になりますが、私の母が昨年亡くなったことが

 

大きなキッカケでした。

 

85歳だった母は、不注意から腕を骨折し、その治療の

 

ために受けた様々な検査で、偶然、肺にガンがみつかりました。

 

結局、腕を骨折してから1年と経たずに亡くなったのですが、

 

それまでに、本当に色んな医療機関へ行き、色んな種類の

 

検査を受けました。

 

少しだけ耳が遠かった母は、行く機関、行く機関で、

 

マスクをして早口で喋る

 

 

お医者さんや看護師さんの話しがほとんど聞き取れ

 

ませんでした。

 

ある病院で、私が母のカルテを横から覗いたら・・・

 

認知機能の低下アリ

 

と書かれていました。

 

しかし、私も私の家族も、母の認知機能が落ちているという認識は

 

全くありませんでした。

 

母は、とても辛く、悲しい思いをしたようです

 

そのことをお医者さんに話し、それ以降、お医者さんや看護師さんの

 

話しは、私が「想いやりトーク」通訳?するようにしたら、カルテから、

 

認知機能低下の文字は消されたのですが・・・その時に、

 

日本中で母と同じ思いを

している人がたくさんいるな

 

と考え、客員教授をしている京都光華女子大学の先生方に

 

お話しをして、「しっかりとしたデータを取ろう」ということに

 

なったのです。

 

マスク着用による音声コミュニケーションの劣化について、

 

京都光華女子大学とオトデザイナーズによる詳細な調査が

 

始まったのは今年の1月、そう、コロナ騒ぎが起きる直前の

 

時期でした。

 

その結果が↓の図です。

 

 

13人の高齢者の方に協力して頂き、女子学生が

 

喋っている顔の映像を見ながら声を聞いていただき、

 

どれくらい聞き取れたか?を、聴覚心理学の実験手法に

 

正確に基づいてデータを取らせて頂きました。

 

1本1本の線が1人1人の高齢者の結果で、線が上へ

 

行くほど”聞き取れている”ということになります。

 

この結果の詳細は↓の公開セミナーで説明されています。

 

 

この調査を行っている最中にコロナウィルスの感染拡大が

 

起き、そこで調査は中止。

 

そこまでの結果をまとめている時期に・・・

 

マスク着用が皆に広がって

 

行き、

 

社会貢献のために多くの専門家の手弁当による

 

参加のもとで無料アプリの開発が開始されました。

 

そう、

 

1億総マスク時代の処方箋として

「想いやりトーク」

 

は開発されたのです。

 

多くの人のマスク着用が、当分の間、ひょっとしたら

 

ずっと!?

 

続くのであれば、そのデメリットを早期に解消しなければ

 

いけません。

 

いや仮に、コロナが収まってマスク着用率が今より下がった

 

としても、年配の人が若い人の話を聞き取りにくいことに

 

変わりはありません。

 

ところで、

 

相手の話しが聞き取れない

 

って、誰のせいだと思いますか?

 

今までは、それは聞き取れない側、つまり年配の人の

 

せいとされてきました。

 

分からなかったら聞き返せよ!

とか

補聴器しろよ!

とか

あの人、ボケちゃってんじゃないの?

とか・・・

 

 

でも、

 

それじゃぁ、何も解決しないんですよ!

 

そうではなくて、

 

皆が話し方をちょっとだけ変えてみる

 

それが、

 

「想いやりトーク」

 

の考え方なんです。

 

つづく-> 1億総マスク時代の処方箋 ここまでをまとめ読み! その3

 

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