先日、息子がとっている通信教材の課題で、「だれが、どこで、なにをしたゲームをしよう!」というものがあった。
付録を準備し、早速、私、夫、4歳の息子でゲーム開始だ。
カードを引くと、「はるくん」が、「キッチンで」、「おしりをふる」と出てきた。
「はるくん、はーい!おしりふってきてください!」
私がゲームにノってテンションを上げて、進行役をやると・・・
息子が急に涙目になってきた。
「はるくん、おしりふるの嫌だぁ・・・。」
以前、交番の前でナマ尻をさらけ出し、ゲラゲラ笑いながら逃げ回っていたにも関わらず、なぜか「オレ、そんな恥さらしなこと、やるかよ。」と中学生のような心で、嫌悪感を抱いている。
「じゃあ、1回目はパパにお手本見せてもらおう!2回目からはるくんやってよ!」
夫は、しかたがないと、キッチンへ赴き、リビングのカーテンが開いているというのに、踏み台の上にたち、これみよがしに尻を振り出した。
「ひゃっほいー!!!」
その瞬間、私は音速を超えるスピードでカーテンを閉める。
「どう?はるくん?楽しいでしょ~おしりふるの!」
「・・・・・・・・・・・・はるくん、ゲームやんない。」
終了。
ゲーム開始後すぐに、夫が尻を左右に揺らし、そしてゲームは終了した。
「なんか、自分だけしかゲームしなかったんですけど、損したんですけど。」
訴えてくる夫。
テンションが急降下した息子。
ゲームを片付ける妻。
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