いよいよ、宿泊予定のハイジの村クララ館 スパ&レストランホテルに訪れる。
こちらは、アルプスの少女をコンセプトに建てられた宿泊施設である。
可愛く、ハイジ、ペーター、ヨーゼフ、ユキちゃん、ピッチ-が出迎えてくれた。
ちなみに息子は、この中で一番マイナーなキャラクター、ピッチーが大のお気に入りである。
まんまとぬいぐるみを買わされ、ことあるごとに、ピッチーになりきって、ピーチクパーチク鳴く息子。
リクエストに応えて、ハイジの少女声で、「おいで!!ピッチ~!!!」と叫ぶのが、なかなかしんどい。
ホテルでは、ペーターやハイジになりきれる衣装まで用意されており、せっかくだからと息子もコスプレ。
部屋には、キャラクターのぬいぐるみも置いてあったので、しばらく人形遊びに夢中になっていた。
館内には、クララのお父様、ゼーゼマン氏の書斎に見立てたバーも存在。
なんと重厚感あふれるシックなお部屋であろう。
客室であるクララ&ハイジルームに入ると、ロマンチックなインテリアが!!
ハイジというよりは、クララの部屋のようである。
ドールハウスで見るような化粧台やら、飾り棚が愛らしい。
(画像は、https://rsv.rurubu.travel/PhotoList.aspx?st=4496A0...でお借りしました。)
客室には、露天風呂もついており、浴槽は、くまの形をしていた。
耳のところに座れるようになっているのが、なんとも楽しい。
天然温泉なだけあり、湯からあがっても体がいつもまでもポカポカとあたたかかった。
あっという間に夕飯時になり、ペーター館レストラン パノラマロッジに向かう。
予約していたのは、「スイス風しゃぶしゃぶ」コース。
ってスイス人って、しゃぶしゃぶするのだろうか…。
フォンデュシノワ-ズなどと書かれると、それらしい感じがするが、「スイス風しゃぶしゃぶ」と聞くと、とたんに違和感を覚えてしまうのは、気のせいであろうか。
エーデルフラワーという、食べられる花のサラダを楽しんだ後、
うわさのしゃぶしゃぶ。
しかし、いっこうにコンソメスープベースの鍋が沸騰しない。
「なんで、これ沸騰しないんだろ。」
「さぁ・・・とりあえず、食おうよ。」
「なんか、風呂に浸かってるみたいだな・・・。」
我々は、とりあえず肉や野菜をコンソメ風呂に入れてやり、色が変わっていくのを見守った。
コンソメ風呂で、美肌効果を実感している肉をおそるおそる頬張る。
肉はかろうじて火が通っているようだった。
息子は、沸騰しない鍋に、やきもきしている我々をよそに、美味そうにお子様ディナーを味わっている。
一番美味そうなのは、気のせいであろうか。
周りのテーブルの客は、スイス風しゃぶしゃぶではなく、美味そうなステーキに舌鼓をうっている。
どうやら、食材の湯治コースを注文して、悪戦苦闘しているのは、我々だけのようであった。
しめのチーズリゾットは、大人な味で、なかなか美味であったのが救いだった。
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