+オーストラリア人に箸の持ち方を教わる+ | ユリノキ-家族はじめます!-

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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

私の息子が通っている園長は、オーストラリア人コアラなのだが・・・

先日、母子ともに、その園長先生から、箸の持ち方の指導割り箸を受けた。

「Ah...Haru's mummy.... We are teaching how to hold chopsticks and Haru sometimes holds them diffrently...」

(あ、、、はるのお母さん、今箸の持ち方を子どもたちに教えているところでして・・・はるの持ち方が時々違うようなんです。)

「Oh...」

「So...I told him to hold like this ....」

(なので・・・このように持ってと教えました。)

「Thank you...」

(その後、5分ほど、箸の持ち方のレクチャーを受ける・・・。)

「I think this is the easiest way  ...」

(これが一番、簡単な方法だと思います。)

「Thank you !! I'll teach him as you said!!」

(あなたが言ったように、教えてみますね。)

 

 

帰り道、ふと思った・・・。

 

(なんだかものすごく丁寧に、オーストラリア人から箸の持ち方を教わったな・・・。

いや、ありがたいのだ。

真摯に息子がを持てるように、教授してくれているのだから。

ものすごくありがたい。

ありがたい・・・。

しかし、あの猛烈に外国の方から箸の持ち方を教わるという5分間は、不思議というか、神秘的というか、トランス状態になるというか。)

 

インドのサイババがおこす奇跡を見た人のように、妙にふわふわとした気持ちで自転車をこぐのであった。