こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
離婚相談の場面では、女性は離婚したい人が大部分、男性は離婚したくない人が大部分です。
男性は夫婦関係に多少不満があっても、離婚という面倒なことは、できることならしたくないんです。
男性は結婚するときに一生分のエネルギーを使っていますから、そこをひっくり返すエネルギーがないと言ったらいいのでしょうか。
口では離婚離婚と言っても、最終的な責任は逃れたいので、自分から離婚届を取りに行くようなこともあまりしません。
ですが、男性の中にも、積極的に「離婚したい」ということで相談に来られる方はいます。
今回は、男性が離婚したい場合、どんな理由が多いのかについてピックアップします
1.女性関係
男性が積極的に離婚したいと言っている場合、女性が絡んでいるケースがいちばん多いです。
逆に言うと、女性が絡まない限り、男性に離婚を進めるエネルギーはなかなかわいてこないんじゃないかと思います。
また、男性は、夫婦関係が冷え切っていても、それだけで離婚を意識することは少ないです。
女性が現れてはじめて、離婚という選択肢を思いつくようです。
もちろん、相手の女性が急かしていることもありますから、面倒なことが嫌いな男性も、動かざるを得ないということです。
2.性格の不一致
離婚したい理由として、性格の不一致を挙げる人もまあまあ多いです。
ただ、口では性格の不一致と言っていても、実は1の女性関係ということもあると思います。
カウンセラーにもすべてを正直に話してくれる人ばかりではないと思いますし、話を聞いていて「好きな女性がいるんじゃないかな?」と思うことはあります。
本人の中では、「妻と離婚したい気持ちと女性のこととは別問題」と考え、敢えて言わないこともあると思います。
ちなみに、本当に性格の不一致で離婚したい人の場合、口うるさいとかわがままだとか気が強いとか、その程度のレベルではありません。
結婚してから相当何度も妻に困らされた経験があり、「このままでは将来が心配」「子供にも悪影響がある」等々考えるようになった末のことです。
また、男性の場合、今我慢できないと言うよりも、「この先我慢できなくなるのではないか?」と思って離婚を考える人が多いのが特徴です。
妻を恐れているのではなく、「自分がいつか我慢できなくなること」をいちばん恐れているようなところがあります。
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