こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
家族は大事という人は多いと思います。
前回、離婚したいなら、離婚そのものを目的にするのではなく、離婚後どうしたいかを考えた方がいいということを書きました。
離婚後、自分がどう生きたいかを考えたとき、やはり家族のために生きることしか思いつかない人がいます。
それは、とりもなおさず、これまでも家族のために生きることを当然のように目的にしてきたからでしょう。
もちろん、家族を大事にすることは悪いことではありません。
でも、家族を自分の生きる目的そのものにしてしまうと、どこかでうまくいかなくなることが多いのではないかと思います。
なぜなら、いくら家族と言っても、自分とは別人格。
家族は自分の思い通りにはなりませんし、自分の思い通りにしていいものでもないからです。
私は、家族は目的にするものではなく、どちらかというと励みにするものだと思います。
仕事など自分のやりたいことがあって、家族が応援してくれるおかげで頑張れる、家族がいるおかげでよりよい成果が出せる、そういうイメージです。
家族がいない人だってたくさんいますし、家族は生きていく上で必須のものではありません。
家族がいる人は家族を励みにすればいいですし、家族がいない人は別の人間関係や、別の何かを励みにすればいいだけです。
家族がいないから頑張れないなんてことはないと思いますし、逆に家族のために嫌なことを我慢することもないと思います。
私自身は、家族だからという理由で甘えたり何かを強制したりする関係よりも、それぞれが自立して好きなことをやりながら緩く協力し合っている人間関係の方が、心地良いと感じます。
これについては異論がある人も多いかもしれませんね。
でも、家族だけを生きがいにしていると、離婚となったときに自分を見失ってしまうことは現実にあります。
自分がいくら家族を大事にしたいと思っていても、パートナーが同じように思ってくれなければ、それは実現しませんから。
だから、家族を大事にするのもいいですが、家族以外にも何か生きがいを持った方がいいんじゃないかなと思います。
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