小麦の開花 と 赤カビについて | 農道まっしぐら! 愛媛県専業米農家 Inoue Farm

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西予市宇和町 Inoue Farm の米農家経営者として奮闘の日々と、
ちょこちょこ家族との日々生活の様子もご紹介。

 

 

 

経過記録です。

 

11月15日に播種した、麺用小麦 チクゴイズミ

 

4月3日に、出穂が始まり先日で14日目

 

穂に、白い花が咲きました。

 

 

 

イネ科の花は、なんとも控えめな白い花が咲きます。

 

中には、花か咲いてるかどうかも解らない麦もあります。

 

花が咲くと、これから本格的に、赤カビ防除が始まります。

 

赤カビとは、読んで字のごとく、赤いカビ。

 

それが、麦の穂に出来る病気です。

 

赤カビはに侵された麦の粒の量の基準は、混入限度は1万粒に4粒以下と

 

かなり厳しく決められています。

 

その為、麦を栽培している以上は、必須の赤カビ防除と言うものがあります。

 

こ赤カビの混入検査を、してない農作物は、法律で販売を禁止されています。

 

また、赤カビに侵された麦の粒は、製粉されパンにして焼いて食べても、中毒症状が出ます。

 

主な中毒症状は、食欲減退、下痢、嘔吐、白血球の減少等

 

意外と知られてないですよね!?(笑)

 

もし、オーガニック や 無農薬栽培での 麦です!小麦粉です!とか

 

販売していたら、聞いてみてください。

 

「赤カビの検査 DON検査(デオキシニバレノールの検査)はされてますか?」

 

 検査を受けてない 証明書が無い

 

と、販売は違法ですし、 また安全が保障されていません。

 

そう言う農産物が世の中いまだに多いかと思います。

 

 

通常の普通栽培 の 麦 小麦は JA 全農等が管理しているものが殆どです。

 

その為、赤カビの殺菌消毒の防除 赤カビの検査を

 

しっかり行っております。

 

 

意外と消費者の方に、知られていない!? 麦の小話でした(笑)

 

 

 

 

 

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