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翌日から、三連休でした。
仕事帰りに寄ってくれた佐藤くんは、
そのままマンションに泊まりました。
お休みというと、
基本的にテニスばっかりやってたmin。
だけど、その連休は台風直撃・・・
佐藤くん、
すごく喜んでました(^_^;)
「嵐なら一緒に居られるね~」
だって。。。
それから3日間、
minと佐藤くんは、ずっと一緒でした。
少ない給料なうえに、
住宅ローンを抱えて、
最低限のモノで暮らしていたmin。
一緒に買い物に行って、
食器とか、インテリア系のものとか、
色々買ってくれました。
それも、ちゃんとしたブランドのモノ。
100均とかで済ませてたminには、
それだけで、ちょっと衝撃・・・(^_^;)
食材を買い込んで、
料理をして食べたりもしました。
ワインとかにも詳しくて、
チーズなんかも良く知ってて、
minが今まで聞いたことが無いような
調味料も普通に使っちゃう・・・
調味料と言ったら、
さしすせそ
くらいしか使わないminとは大違い・・・(^_^;)
別に、佐藤くんは裕福な家で育ったわけではないし、
その当時、給料もminと変わらないくらいでした。
でも、興味を持つと、
とことんまで調べるし、試してみる。
無駄遣いはしないけど、
価値のあるものには、
それ相応の対価を支払う。
minがそれまで考えてきたこととは、
色んな点で違いがありました。
これを、『価値観の相違』と言ってしまえば、
それはそうなのかもしれません。
でも、この時minは、
それまで自分が知らなかったことを沢山知っていて、
色々なことを教えてくれて、
今まで生きてきたのとは違った世界を見せてくれる
佐藤くんという人物そのものに
多分、のめり込んでいたと思います。
部屋のインテリアが変わり、
ちょっと高めのワイングラスで、
美味しいワインを味わいながら、
決して凝っているわけではないけど、
オシャレな感じの料理を楽しむ・・・
その雰囲気に酔いました。
たった数日間で、色々なものが
すっかり佐藤くん色に染まっていく・・・
minは、身も心も佐藤くんのモノになっていくのを
感じていました。