24日か25日あたりに、
シャンシャンのXデーが発表されのではないかとみんなドキドキしていて、
公式から何かニュースがアップされるたびに、
寿命が縮むような思いをしている人も多いようです。
いずれにしても検疫があるから、お庭シャンシャンはそろそろ見納めかな？
私はもういつでも、心の準備は出来てます。
正直言うと、2歳で返さず1年半延長したことさえ、本当に正しかったのか？と自問してます。
パンダは単独生活をする動物ですが、
中国では、縄張り意識が強くなる前の3歳くらいまでは、
同じくらいの月齢の子と触れ合う機会があります。
でもシャンシャンは一人っ子だし、生まれてから触れ合ったことがあるのはママだけ。
その上、去年も今年も、親の繁殖期間には大庭に出られず、
狭くて暗い室内と小庭に閉じ込められました。
そのまま夏を迎え、一年の大半は空も太陽も風も感じられない空間で、
遊具も遊び相手もいない生活をしていたのです。
あの頃、そんな姿を観るのが本当に辛かったな。
もし2歳で予定どおり中国に行っていたら…
まだ他の子パンダたちと遊ぶ機会を得て、
上野とは比べものにならないほど、楽しい子供時代を過ごせたのではないか？
延長になって、勿論私たちは幸せだったけど、
実はシャンシャンから、子供時代だけに限られた大切な時間と機会を奪ったのではないか？
実際私も、成都、都江堰、臥龍、上海などを巡り、ノビノビ生活する子パンダたちを観て、
シャンシャンは中国に行った方が幸せなんじゃないかな？と思うようになりました。
だからいくら寂しくても、もうこれ以上引き留めたいなんて、さらさら思わないです。
「広い世界を見ておいで！」
そう言って、送り出したいのです。
遊びに来て下さった皆様、有難うございます。
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