現在、ピピウは週に一回、晩御飯をダンナの実家で食べさせてもらっています。
晩御飯はダンナのマンマが用意してくれます。
ダンナのマンマの料理は毎日ではないにしろ、私もかれこれ10年以上食べていますが、典型的なトスカーナの家庭料理で、材料も私たちが買っているものとほぼ同じ。(買い物するスーパーが同じだしね。)
なので、「変なものを食べさせられたら…。」という心配はしていません。
腸に問題があるピピウ。
ピピウに食事制限は出ていませんが、控えたほうがよいと言われている食べ物はいくつかあります。
それはダンナのマンマにも伝えてあり、彼女なりに気を付けてくれています。
砂糖をあまりとらせないようにとも言ってあるので、ダンナの実家での数週間前のピピウのおやつはブルスケッタでした。
トスカーナパン(塩が入っていない)にトマトを小さく切って乗せて、上から少しの塩とオリーブオイルをかけたものです。
新鮮なオリーブオイルが手に入ったからと、そんなおやつにしてくれました。
これは有難い
※脂っこいものは控えるように言われていますが、それでも毎日適量のオリーブオイルを取ることは栄養士さんにすすめられています。だから、OK。
ピピウも喜んで食べていたそうです。
えぇ、そうでしょうとも。
トマトLOVEですから
ピピウが食べる物も気にかけてくれてるダンナのマンマなのですが…
なぜか、ちょっとズレてるんです。
どうやら、具体的に「〇〇と××は食べられない」と言わないといけないようで…
たとえば、以前からピピウは定期外来のたびに鉄分が足りていないと言われてまして、それを聞いたダンナのマンマはピピウにカルチョーフィを食べさせろと言うんです。
カルチョーフィとはアーティチョークのことです。
主治医からは繊維質の多い野菜はできるだけ控えるよう言われているので、
「カルチョーフィは鉄分補給にはいいかもしれないけれど、繊維質がいっぱいでピピウの腸にはよくないだろうから食べさせたくない。」
と言っていたんです。
でも、この会話…
定期外来の度に繰り返される会話なんです
ダンナのマンマとしてはただ単に私がそう判断して言っていると思うのか、
「主治医がそう言ったの?」
と私に聞いてきます。
主治医は「カルチョーフィを食べさせるな」とは言っていないけれど、繊維質の野菜は控えるように言っているのだから、カルチョーフィはあまり食べさせないほうがいいと言っても…
「今度、主治医にカルチョーフィを食べさせてもいいか聞いてみなさい。」
これの繰り返しなのです。
なので、先月末の定期外来の時、ついに…
答えは分かっていたけれど、
カルチョーフィを食べさせてもいいかどうか、主治医に聞きましたよ。
主治医の答えは予想通り、
「食べさせてもいいけど、繊維質が多いからあまり食べさせないほうがいい。」
でした。
ですよね?
知ってましたよ。知ってたんです。でも…。
ま、今回の定期外来の後はダンナのマンマに
「主治医に聞いた。」
と、胸を張って報告ができましたが。
おかげで、「そうなの…。」と残念そうに納得してくれたダンナのマンマ。
が。
先日、ダンナの帰りが遅くて、暇すぎて、実家に遊びに行ったとき、ピピウだけご飯を実家で食べさせてもらったんですが…
ピピウにちょっとだけカルチョーフィ食べさせてた。
“あまり食べさせないほうがいい”ということなので、実際にちょっと食べたからといってどうってことはないし、私も別にとやかく言いませんでしたが、ダンナに…
「ちょっと食べさせてピピウが気に入ると、孫がかわいくて“ちょっと”じゃ済まなくなる可能性があるから、これから主治医に“控える”ように言われた食材は、マンマには“食べさせてはダメ”な食材だと言ったほうがいい。」
と、言われました。
さすが息子。
よく分かってる
でも、ダンナのマンマはピピウを預ける前日にいつも電話をくれ、ピピウに食べさせるメニューを教えてくれます。
そして、ダンナの実家で食べたものをちゃんと教えてくれます。
それだけでもすんごく有難いんですけどね。
とにかく、カルチョーフィ問題はおそらく解決(?)
また新たな“ダンナのマンマがピピウに食べさせたい困難な物”が出てこないことを祈ります。
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今日のオススメ。
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日本で食べたことはなかったんですが…
カルチョーフィのオイル漬け、フリット、パスタ、リゾット…
大好きです。
ほろ苦さが癖になる!
ダンナのマンマはよくカルチョーフィを硬い部分を取り除いて、丸ごと煮込んでます。
オリーブオイルとニンニクでシンプルに。
これも最高に美味しい!
私もピピウに食べさせたいですけどね…
繊維質が多いのでピピウは🙅🏻♀️