熱中症で上半身が暑い・のぼせ(夏その3) | 知多半島 半田 漢方と鍼灸の漢方薬剤師 桜門

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近頃、名古屋では40度越えを記録するなど、

愛知県では猛暑の日々が続いております。

特に、上半身が暑く足腰、お腹が冷えている方が多くみられます。

クーラーなどは、冷気が下にたまってしまう為、

上半身が暑く、下半身が冷える漢方医学の世界では気逆(きぎゃく)

という現象を示し、疲労倦怠感や眩暈などを訴えます。

 

夏の気逆症状では、

クーラーの温度が部屋の上下で一定するように、

扇風機やサーキュレーターなどを回すのが良いと思います。

 

また、足腰の痛みや冷えがある方などは、

温める治療をすることで、夏の気逆症状がスッと楽になる場合も多いです。

予防的には毎日シャワーで済ますのではなくて下半身は湯舟につかる半身浴などはおススメです。

 

また、冷たいものの飲食や水分の摂り過ぎから夏の不調が起きる場合もあります。

なるべく、暖かいものを飲食しましょう。

中国では夏でも、暖かいお茶を飲むことで汗をかいて体温を下げる方法が夏バテ予防になるとされており昔から行われております。

ビールも常温くらいのもののほうが夏バテを防ぎ麦芽が胃腸を整えホップが気分を爽快にするとされております。中国の青島(チンタオ)ビールなど薄味のビールでは常温でも飲みやすいです。

 

ツボとしては、

合谷(ゴウコク)・・親指と人差し指の骨の根本の前

手三里(テサンリ)・・肘の指3本分前

曲池(キョクチ)・・肘を90度に曲げたところに出来る外側の線の先端

曲泉(キョクセン)・・膝を90度に曲げたところに出来る内側の線の先端

太衝(タイショウ)・・足の親指と人差し指の骨の根本の前

など、肘より下、膝より下のツボがのぼせを改善してくれるツボとして使われます。

 

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