Sea Loves You 石川秀美

曲やアルバムの感想・解説・紹介など。。。  
★★★Since 31/01/2005 ★★★

最後のジェラシー

2015-10-05 21:10:47 | 27.PRIVATE NUDE
先日、久々にCD発売日にレコードショップに行ってきました。
近年は、発売日前にネットで注文して、当日に自宅に届く。。。その日は早く帰宅!w
っていうコースだったり。で、

Janet Jacksonのアルバム:Unbreakableを購入しに行ったわけなんだけど。
2種類あるCDジャケットがネットで注文だと、選べないということで、自分で決めると思っていった。
がw 残数1枚で、選ぶもなにもw ま、これもご縁という感じで目を閉じた盤を入手したのだけど、そんなことよりなにより。

久々に味わう、発売日に店頭に行く!!!!という道程。

まさに、石川秀美作品における購入方法はこれであった!!!ので、そうだなぁ。ちゃんとリアルタイムに買う事が出来たのが、
15thシングル:Sea Loves You~キッスで殺して~
11thアルバム:MARINE BLUEから、両方とも最後の作品までシングル・アルバム共に発売日にレコードショップにいくのが。

楽しみで仕方なかった中高生の頃を思い出す。喜びを再び感じたのであった。

そこで、10月5日。ええ、本日です。

1988年のこの日は、
今曲を含むアルバム19thアルバム:Praivate nudeと同時に
26thシングル:ドレスの下の狂詩曲もリリースにて、シングルとアルバムを入手。

また、ライブツアーも開催。
アルバムの中ジャけの写真がポスターとして街角に貼られていた。

この時のライブセットリストはメモって帰宅したのに、紛失してしまう愚行。。。。
当時は大阪会場に参戦。

87年春のツアーと同じ箱。。だったのに、なかなか辿りつけなかった思い出が、、、あらあら。
方向音痴は当時も今もw嗚呼。

アルバムでは冒頭曲に位置するのだが、ライブ中では途中からの転調からだったと思う?!
今アルバムでは、Michael Korgenプロデュースが全曲なので流れがとても自然。

オリコンでのインタビューでも、ライブではノリを、アルバムは流れを重視したと、石川秀美特集の1ページで記載がありました。

Michael Korgen:馬飼野康ニ氏の全面参加ってアイドル時代の石川秀美作品では作曲では見当たらない。
ゆ・れ・て湘南での編曲で見かけたくらい。
後は、86年の冬アルバム、87年の夏アルバムに1曲ずつ提供参加ってことで、88年にはいよいよ
ここに来てMichael Korgen名義にて全面起用。

これが、実に良い。もう、このアルバムの評はその際に記述するとして。
この曲。この最後のジェラシーのCoolかつ妖艶Sexy、大人っぽさ。

入手してこの曲を聴いた瞬間、このアルバムはアタリだな!と、直感と実感した日を忘れない。
石川秀美のアルバム作品の冒頭曲はだいたい、いつもアタリと思わせる作りや完成度の高い曲ではあるのだが、

楽曲の良さに加えて、石川秀美のボーカルが石川秀美にしか出せないCoolな佇まいとToughを前面に出したボーカルスタイルがウマイ。
イの音の腰のすえ方が秀逸。

Verse1では、ねぇ別れましょうか?から、Verse2ではもう別れましょうよに変化という
歌詞世界も展開していきます。リズムパターンの疾走感あふれる感じは石川秀美の得意とする楽曲性。

サビにかけてドラマティックなUpテンポもまた後期の石川秀美に相応しい望ましいところ。
ラストのサビで抜いた歌い方の柔らかさも含みつつ、リバースするメロディとリズム。

アレンジがまたいいね。アルバムジャケットのカラー。妖艶な色合いの紫。
春の25thシングル:Everynightの衣装も紫で大人カラーを打ち出していたのもあり、女性ロックボーカリストのSEXYさが演出されていて
それが今曲、アルバムで表現されている。

ミステリアス。まさに。妖艶な表現が10月の憂いを示しているかのように。
また、ハロウィン月間のミステリアスな雰囲気も醸し出す秋曲。

いまだに、何においてジェラシーなる嫉妬なのかは、わかりませんw
自己の気持ちと、結末についてのジェラシーなのかな。

というわけで、久々のオリジナルソングのUp記事です。
とにかく、この曲のカッコよさから、この後に続く曲の質、流、音、歌がすごいバランス良いので、お勧めです。

また、近年。冒頭曲からアルバム全体までアタリ!と感じさせる作品がなかなかない、稀有なところから
この作品における今曲聴きの直感は、すさまじい。このアルバムはいいぞ、って思えるほどの聴きごたえを感じさせる1曲である。


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