あっという間にもう2019!
相変わらず育休中の私は、暇すぎて暇すぎて・・・。
この有り余った時間を有効活用!
そして、放置していたある物をようやく完成させました。
それは、Bauchabdruck(バォホアプドゥルック)というもの。
なんだろう、日本では腹型とでもいうんだろうか?
マタニティーフォトなど、妊娠中の思い出作りは色々あるが、その類。
妊娠中のお腹の型をを石膏でとるのだ。
友人が、絶対思い出に残した方がいいから!
といって石膏の付いた包帯をプレゼントしてくれたのだ。
日本でもあるのだろうか??
私はドイツで初めてみたけども。(ドイツじゃ珍しくも無い様子)
ありがたいプレゼントだが、極度の面倒くさがりの私。
案の定、明日でいいや~。と延ばし延ばし・・・。
気づけば予定日まで残すところ3日
いつ産気づいてもおかしくない。
我が家のドイツ人(夫)も「型取りするならもう今週末しかないよ」
と思い出したようで焦りだす。
確かにそうだ。
永遠とお気楽妊婦でいられるわけもない。
出来るならあと3年ほど妊婦で居たかった~。
今しかない・・・!!といそいで型取り!!
翌日、陣痛が来たので本当にギリギリセーフ。
ともかく、日本人の私には馴染みの無いものなので、
作り方&どんなものなのか紹介しよう。
手順は簡単。
①体の前面にワセリンなどのクリームを塗る。
②ぬるま湯をバケツに用意
③石膏がまぶされた包帯をぬるま湯につける。
④体の前面に③を貼り付けていく。
⑤石膏が固まるまでしばし待つ。
⑥固まったらそっと体からはがして乾かす。
実に単純だ。
でも、一人では難しいだろう。(大きなおなかじゃほぼ不可能)
そして、家の中でするのも大変。(汚れまくる)
私たちは、チロル夫妻(義両親)の庭で決行
基本的には、素肌に直接石膏を付けて型取りするようだけど、
私は、胸部分は下着の上にサランラップを巻いて取りました。
(おなか部分は直肌)
体への負担等を考えたら臨月期はお勧めしません。
出産3日前なんて、もってのほか!!
出産3日前のお腹と、型取り直後の石膏型。↓
なんとも不思議な気分だ・・・。
自分で初めて等身大?のおなかを見てその大きさにびっくり。
上から見るのとはやっぱりちがう。
型取ったお腹はこんなかんじ。↓
包帯を巻いているのがよ-く分かる。
内側はこんな感じ。↓
当たり前だが空洞だ。
ここから作業がはじまる。
まずは、成形作業。
ここで必要なものは、手袋、水、石膏
石膏は、職場にいくらでもある。
仲の良い同僚に頼み、ちょっくら拝借。
石膏を均等に薄く上塗りし、表面を平らにし、乾燥させる。
この作業↑を何度か繰り返す。
ガタガタだったので、ふちは包帯と石膏で形を整えました。↓
デコルテ部分は、ハートカットに成形してみた。
石膏が乾燥したら紙やすりで表面を磨く。
そして…。
夜な夜な己の腹を磨き続けること2週間。
「私、なにやってんだ…?」と自問自答しながらもどうにか完成。↑
ここからは、仕上げ作業(デコる)
私が使用したものはこれらのもの。
レース
アクリル絵の具
艶出しスプレー
造花(紙製)
ラインストーン
絵の具で絵を描いたり、子どもの名前や生年月日を書いたりする人が多いみたい。
私は絵心はないし、字を書くセンスも無いんでデコることにした。
仕上げの第一作業は、色づけ。
パステルピンクを採用。
次に、艶出しコーティング。
艶出しといってもピカピカではなく、やや艶感のあるマットな仕上がりに。
最後の仕上げはデコ。
完成作はこちら↓
ふち部分はどう頑張ってもきれいに成形&研磨できなかったので、
造花などでボロ隠し。
まあ、こんなの自己満足の世界なんで。
好きに作ればいいとおもう。
面倒といいつつ、完成できてよかった。
これ、プレゼントされなければ絶対作らなかったはず。
知ってはいたけど、興味なんてなかったし。
今となっては薦めてくれた友人に感謝!
大きなお腹を形として残せるなんて、将来いい思い出となるだろう。
娘が大きくなったら見せてあげたい。
製作自体もなかなか面白かった。
ものづくりが好きな人にはおすすめかも。
興味&機会があれば、ぜひ