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シャルルのlovely日記

私と旦那様のえっちな日常

9話「寝坊とノーブラで仕事」
前回の話
日常はえっち編1話~7話
日常はえっち編8話「起きたら夜這いされていた」

日常はえっち編9話 「寝坊とノーブラで仕事」
はだかで寝坊
ノーブラでお仕事中
ノーブラでおしゃべり
※5000字オーバー

はだかで寝坊

…気持ち良く寝ているけど…結構、眠っているような気がする…

…このまま眠っていても大丈夫だったかな…。

…今日は何曜日だったかな…


『は!』

私は、慌てて時計を見た!

それから、今日の日付を見た!

『…今日は休みじゃないよね…まだ仕事に行く日…だよね…仕事…だよね…』

何回も、時間と今日の日付を確認した。

「わあああああああああああああああああああ」

「ねぼうしたぁあああああああああああああ!」

私はベットから飛び降りて、慌てて昨夜に準備していたワンピースを着て、上着を羽織った。

それから慌ててバックを持ち、キーホルダーを持って玄関に行く。

『ん? 何かスースーしている… そうだ! ショーツ!』

「ショォォォツゥゥゥ!」

叫びながら駆け足で寝室に戻り、素早く昨夜準備していたショーツを穿き、またバタバタと駆け足で玄関に行き、ドアを開け鍵を閉めてから、駆け足で車に乗り込み、車を走らせる。

運転しながら車内の時計を見ると、何とか仕事の時間には間に合いそうだ。焦らないように深呼吸して、気持ちを落ち着かせて安全運転を心掛けする。

私が寝坊した原因は、昨夜、旦那様が深夜に帰って来て、私が気持ち良く熟睡しているところを夜這いしてきて、快感で目が醒め起こされた。つい気持ち良かったから二回もえっちしたからだ。

昨夜の事を思い返し、少し反省しながら、信号待ちになるたびに髪をまとめ化粧をする。
安全運転で店に向う。

店に着く頃には、しっかり身支度を終えていた。最後に手鏡で化粧をチェック。
しっかり身支度も仕上がり、店に入る。

「「「「「 おはようございます 」」」」」

「おはようございます」

スタッフが私に挨拶してきて、私もニコッとして挨拶をした。

「シェフ、今日はゆっくりなんですね」

スタッフの一人が私に声をかけて来て、オーナー兼シェフの私は誰にも怒られはしないけど、少し遅れて店に出勤したのだから素直に謝った。

「うふふ…寝坊しちゃった…ごめんね」

小走りで事務所に入った。

事務所は、狭い間取りで1台のデスクがあり、ロッカーとカーテンレールで仕切った更衣室がある。
私は着替えるためにカーテンを閉めて、制服に着替えるためワンピースを脱いだ。

『・・・・・・・・・・・・ん!?』

…ブラジャーをしていない…

『…どうして…』

今朝、慌てて起きた時間まで戻ってみる。

…時計を見て、慌てて起きて、昨日用意した服を着て…
…家を出ようとしたら、ショーツを穿くの忘れいて…
…慌ててショーツを穿いて…家を出て…
…ん?…
…もう少し時を戻してみよう…

昨日…お風呂から上がって…明日の準備をするために…
ベッドの横に…ブラジャーを置いて…ハンドタオルをその上に置いて…ショーツも重ねて置いて…その上にワンピースと上着を置いて…
…ん?…
…何でハンドタオル…しかも…何で置く順番が逆?…
…昨夜は私独りだったから…寂しくて動揺していたのかな…ん~…
…でも…慌てていたから…タオルに隠れて、ブラジャーが目に入らなかったのかな…ん~…

いろいろブラジャーをしてない事を考えたけど、結局、寝坊して寝ぼけながら、慌てていたのだからと思い、それ以上は考えても無駄だと思って考えるのは止めた。

それよりも、これからのことを考えなければならない。
厨房の制服は、コックコートかYシャツタイプの黒シャツの二種類と、腰巻きの前掛けと肩掛けのエプロンの二種類ある。コックコートは生地が綿で作られているため、厚く少し硬い。シャツタイプはポリエステル製で、生地が薄く柔らかい。

念のため生地が厚く硬いコックコートを選び、その上に肩掛けのエプロンをした。

鏡を見て、乳首が浮き出ないか確認してみる。
大丈夫。
生地が厚いうえに、エプロンまでしているので、完全防備だ。

ノーブラでお仕事中

ノーブラを恥ずかしく思いながら、その姿で厨房に立ちランチの仕込みや準備をした。
朝一番にやる事は、サラダの野菜を切って、水にさらし、シャッキっとさせることだ。そのため段取り良く野菜を切る。
包丁を下ろすたびに胸が揺れ、厚い生地のコックコートに乳首が擦れる感じがした。

擦れている胸など気にもしないで、サラダの仕込みが終わり、ランチに使うソースなど、注文が入った後に、調理する時間が掛ってしまう品を仕込んでいく。

鍋やフライパンなどを振ると、当然、胸が揺れて厚い生地のコックコートに乳首が擦れる。
今は痛くないけど、後で痛くなりそうな予感がした。 様子を見ながら後でシャツの方に着替えようと思う。

段取り良くテキパキとランチの準備を終え、店をオープンして、お客さんが来るまでの間、スタッフ達とコーヒーを飲みながら談笑した。
今日のスタッフは女性ばかりで、男性陣は休みの人と夕方からの出番の人が多かった。今は私より少し若い子から、子育て真っ只中のママまでいる。

私を含めて女性ばかりなので、話は尽きことなく話が続く。
話が盛り上がって来たところで、お客さんが一組二組と来店し始め、談笑中にお客さんが来ることは、いつものことなので、それぞれがキチンと気持ちを切り替え、持ち場の仕事を始めた。

注文が入り、調理をしていると、私と同じ調理スタッフが声をかけてきた。

「シェフ、言い難いのだけど…もしかしてノーブラ?」
「うふふ…バレちゃった…何でわかったの?」
「胸が不自然に大きく揺れているから…目に入っちゃったの」
「そうかぁ…やっぱり揺れてるよね…私、寝坊して来たでしょう。だから、寝ぼけながら慌てたから、ブラジャー着けるの忘れちゃったんだよね…」

突然言い出された言葉に、恥ずかしく思い、顔が赤くなったけど、誤魔化すことはできなので正直に話した。

「あぁ…なるほど…私も寝坊はするけど…ブラジャーを着け忘れることなんて無いかな…でも何となくわかるような気がします」
「わかってくれる! …ありがとう!」
「シェフも夜眠る時は、ノーブラなんですね」
「うん。そう。楽だよね~」

私と同じこの調理スタッフの人は、私より年上で小学生の子供がいる巨乳ママさん。
私も胸は大きい方なので、気持ちはわかってくれるみたいだけど…顔が信じられないと、少し濁った顔をした。

ブラジャーを着け忘れるなんて、常識として考えたらありえないので仕方がない。
私は度々、常識の範疇から外れたことをしでかして、皆に注意されるのだからとそう思い、少し自分を反省をしながら調理に入った。

「オーダー入りま~す」

次から次へと注文が入ってきて、店が忙しくなってくる。
忙しい時間帯は、乳首がコックコートに擦れてしまうことを忘れ、調理の仕事に集中していた。

ランチのピークが過ぎ一段落すると、また乳首が気になり出した。
薄っすら汗が出て、汗でコックコートが肌にくっ付き、さらに乳首が擦れる感じがしたからだ。
乳首を気にしつつも、ランチタイムが終わり片付けをした。

休憩の時間が私の番になり、事務所でコックコートから生地が薄いシャツに着替えた。
着替えながら乳首を確認して見たら、少し赤くなっている感じがしたけど、今の所は乳首に痛みは感じられない。少しでも乳首の負担を軽減するために、エプロンを外しながら昼食を食べた。

ノーブラでおしゃべり

昼食を食べ終え、事務仕事をしていると、午後から出番の女の子のスタッフがゴスロリのコスプレしたまま出勤してきた。

「おはようございま~す」
「おはよう! …ん!? …可愛い恰好して、どこか行って来たの?」
「はい! 小さなロリィタファッションのイベントが合ったので、昨日と今日そこに行って来ました。シェフもやっぱり、このドレスが可愛いと思います?」
「うんうん、可愛いよ! 良いな~ 私も着てみたいなぁ~」

女の子はイベントの帰りのまま、まっすぐ店に来たらしい。そのコスプレを可愛いなどの話で盛り上がった。

「見た感じではデザインとか縫製の仕立て方とか、自作みたいに見えるけど自分で作ったの? それとも買ったの?」
「はい! 自分で作成しました! さすがですね! 目が越えていらっしゃる!」
「やっぱり、自分で作ったんだね…さすが、服屋さんだ!」

この子は自分でいろいろ服を制作して、ネットとかフリーマーケットとかで販売している。将来は服を売りながら技術を磨いて、自分の店を出したいと、すごく前向きな子なのだ。

「今度、店の制服も作ってみる?」
「え!? いいんですか!?」
「うんうん。いいよ! その実力見せつけられたら、こっちからお願いしたいくらいだよ」
「ありがとうございます!」
「それにしても可愛いなぁ~ いいな~ 私も着てみたいなぁ~」

可愛いコスプレを間近で見たり触ったりして見ていたら、女の子がモジモジした。

「シェフ… あ、あの~ 私…貧乏なのであげられませんけど…お金を用意してもらえば、時間掛かりますけど、似合いそうなの作ってあげますよ」
「え! 本当! お願いする、する! ありがとう!」

「じゃぁ、明日、寸法測るメジャー持ってきます。デザインとかはどうしますか?」
「どんなのがいいのかなぁ~ …やっぱり可愛いのが良いよね… ん~」

「それでは、参考になる判らないですけど、少しロリィタファッションの説明しましょうか?」
「うんうん。お願い!」

「今私が着ているのは、ひとまとめに言うと、ロリィタドレスと言われています。
良く一般的に言われているゴスロリと言うのは、その一部で、その他にもいろいろな種類があります。
ゴスロリは、ゴシックドレスと言って、ダーク系にまとめることが多いです。
私が着ているのは、クラロリと言って、少し大人感があるクラシックなデザインなのです。
その他にも、可愛らしくまとめた姫ロリ、軍服テイストでかっこいいミリロリなどもあります」

事務所のパソコンを使い、ロリィタファッションのサイトを見ながら詳しく説明してくれた。私はそれを参考にしながら、どんなデザインが良いのか考えている。

「シェフはキレイですから、私の好みですけど、軍服テイストのミリロリなんてどうですか?」
「うん! いいね! …こう言うの、かっこいいけど…私に似合うかな…」

「・・・・・・・・・・・・」
「どうしたの? ジッと私を見っちゃって…」

「あっ、すみません! …シェフ …私もどんなのが良いか考えていて、気付いちゃったのですけど…
もしかして… その… 何て言ったら良いのか…
な、なんで、ノ、ノーブラなんですか! …突然すみません!」
「えへへ、わかちゃった?」

「はい…いつもより胸の位置が違うく見えるので…」
「やっぱり… 今日寝坊して来て、ブラジャーしてくるの忘れて来ちゃったんだ…」

「ね、寝坊して… ブ、ブラジャーを着け忘れたんですか… そ、そうですか…」

女の子は声に出さなかったけど、信じらないといった表情に変わった。

「やっぱりシェフ、ノーブラだったんだ!。今日、そのことが話題になって、みんなで盛り上がっていたよ」

ホール担当の私と同じ歳の子が、事務所に入って着た途端に言い放った。

「話題になるようなことじゃないよ」

私は突然、恥ずかしくなって頬が紅く染まった。

「照れない、照れない。実際ノーブラなのは事実なんだし…」
「照れてないよ。でもブラ忘れたのは事実だけど…」
「どうして、ブラ着けるの忘れるのかな~ …普通はブラ忘れないよ…もしかして…昨夜遅くまで、旦那さんとしてたとか…」

昨夜、えっちした事を当てられて、顔が沸騰しそうなくらい赤面になった。

「あれ…当たっちゃった?」
「・・・・・・・・・・」
「シェフでも照れるんですね。可愛いです!」

恥ずかし過ぎて、何も答えられない。

「男性スタッフがノーブラだと知ったら、すごく喜ぶと思うよ…ねっ、そう思わない?」
「私は、そんなこと思いません。 でも…シェフ、キレイでスタイル良いから喜ぶかも…」
「二人とも、私を恥ずかしめて楽しんでいるでしょう!」
「そんなことない」
「そんなことないです」
「もう!」

私はプンプン怒ってみせた。

「はいはい、わかった。わかった。今日の前年データーは… 
うん。夜は暇そうだから、男性スタッフが出揃う前に帰ったら? 
ノーブラの姿見られたら恥ずかしいでしょ! …帰った分、私が久しぶりに厨房立つから、お給料よろしくね!」

「あっ! 私も! 私もがんばります! あと、お給料もよろしくです!」

「二人ともありがとう! お給料は考えるけど…お言葉に甘えちゃおうかな…」

「そうしなよ。オーナー兼シェフがノーブラで厨房に立って、男性陣の士気を上げるのは良いけど…
女性陣からしたら、シェフは女から見てもキレイな方なんだか嫉まれるよ。そうなったら、やっと人が揃って来たのに、また人手不足なる」

「それもそうだね。さすがマネジャー!」

「マネジャー、さすがです!」

「お~ほっほっほっ…二人とも、もっと褒め称えたまえ…」

「「 ははぁ 」」

優秀なスタッフのおかけで、やる事をやってから、ブラジャーを忘れた私は早めに帰る事になった。

「私、帰るね~! お先~お疲れ様でした~」

「「「「 お疲れ様でした~ 」」」」

私がいなくなった店の一幕

「マネジャー、さっき事務所で女性から見たらキレイの方で、嫉まれるみたいなこと言ってたじゃないですか。でもシェフ…女性なのに、何て言うかぁ、女性らしい基本的な事なこと…今日みたいに…何か抜けているところあるから、嫉まれる事なんか無いと思いますけど…」

「あはは…そうだね! あぁ見えても昔からひきもこりの気性があるから、世間知らずのところもあるし…」

「そうですね…この前も、店の近くに新しい居酒屋が出来たの知らなくて、ビックリしていましたし…」

「そうそう。ずっと前に移転して無くなった服屋を、いつも行っていた服屋が全然違う業種の店になって、ビックリしてそのまま帰ったとか、言っていたしねぇ…」

「あはは…大丈夫なんですかこの店…」

「大丈夫だよ。本店もシェフのそう言うの知っているから、昔からシェフを知っている私をこの店に出したし…今いるスタッフ皆も優秀だから」

「さすが社長お墨付きのマネージャーです!」

私のいないところで、父が褒められていた。


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