本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
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希望の図書館

2020年02月13日 | 児童書
図書館で読みたい本を選んで借りることができる幸せ。
当たり前のようでいて、なんて素晴らしいことなんだろう。

先日、図書館で借りた一冊の児童書を読み終え、あらためてそんなことを思いました。

「希望の図書館」 リサ・クライン・ランサム

    

物語の舞台は1946年のアメリカ。
黒人は図書館に入れてもらえない。
人種差別がはびこる時代を生きている少年ラングストン君が主役の物語です。

南部のアラバマから北部のシカゴへ。
お父さんと二人でやってきたラングストン。

亡き母への思い、学校でのいじめなど、悲しく辛いことがあるのですが、図書館との出合いがラングストンの日々をかえていくんです。
シカゴのその図書館は、黒人であっても入ることができたんです!

自分と同じ名前の詩人の本に出合ったり、嬉しくなるシーンは読んでいても嬉しくなる。

読後感さわやか。
酒井駒子さんの装画も素敵。

アメリカにおける黒人の歴史や活躍をもっと知りたくなりました。

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