本とパンのあるくらし

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しずくの首飾り

2019年12月07日 | 児童書
ファンタジックでユーモラスな童話を紹介します。

「しずくの首飾り」 ジョーン・エイキン(イギリス)

    

8つの童話がおさめられていて、どの話も展開が意表をついていて面白いです。

主人公は少女だったり老夫婦だったり、男達3人だったりと色々。
彼らが出会う、巻き起こす驚きの出来事に、読んでいてワクワク!ドキドキ!します。

    

どこからそんな発想が浮かんでくるのか、想像力の豊かさに感心。
「空のかけらをいれてやいたパイ」など、タイトルからして面白そうでしょ?!

    

そして挿絵が素敵。
ポーランドのヤン・ピアンコフスキーの影絵のようなロマンチックな絵は、この童話にピッタリ。

クリスマスが近づいてきているこの時期、こんな童話を暖かくした部屋で読むのもいいですよ。

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