りきです!新一年 (Class of 2023) のつぶやき | AT POMONA COLLEGE

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LA郊外のリベラルアーツカレッジでの大学生活

はじめまして。今井理貴(りき)と申します。

 

生まれてから生涯の全てを群馬県で過ごしてきたいわゆる純ジャパです。両親も英語はあまり喋れず、中学の授業でアルファベットの大文字小文字から英語を習い始めるまでは、ほぼ英語とは無縁の生活を送ってきました。地域の公立の小学校、中学校を卒業し、高校は群馬県立の男子校に進学し、玉入れや巨大モザイクアート作成、料理研究などと言った部活に関わることで精一杯、青春(?)を謳歌しました。

 

課外活動では、学問系の国際大会をやったり、大学でプログラムや国際交流系のプログラムに参加したり、

Generation Zという「世界中から想いを集約する」メディアプラットフォーム (宣伝ごめんなさい笑 Facebook / Instagram リンクで飛べるようになっているので是非ご覧ください) を創設したりと、自由奔放にひたすらやりたいことをやってきました。

 

学校が始まってから一ヶ月以上経過していることに恐れ慄いていますが、ここで一呼吸置いて、少し受験期に関して振り返ってみようと思います。

 

僕にとって受験は精神的にも身体的にも辛いものでした。英語が母国語では無いが故にSATやTOEFLに苦労したり、合計24校出願したために大量のエッセイに追い回されたり、そのほかにメディアプラットフォームの運営や、学校の宿題、部活、実行委員など、やらなくてはいけないことが山のように積み重なっていました。そのため毎日朝の3-4時までパソコンに向かっていることも多く、死んだような顔で毎日通学路を往復している時には、走馬灯のように雑多な記憶が脳内で雑乱していたのを今でも鮮明に思い出します。また、地方が故に海外関連の情報が遮断されていた状況に加え、友人は全員国内大学進学を目指していたこともあり、周りに理解者がいないことも精神的な辛さに拍車をかけていたのも事実でした。

 

(ちなみに経験して振り返って思うことは、これだけ大変なことを乗り越えたんだからこれからどんなことでも一人で乗り越えられるという小さくも強く煌めく自信が身についたので、とても良い経験だったと今になって思いますが、当時はそんな夢物語に花どころか蕾さえ咲かせる暇なんてありませんでした。端的に辛いので、個人的にこの方法で自信を身に付けるのはオススメしません。)

 

ポモナでは、授業の他に課外活動でカメラマンの仕事を二つキャンパス内でやっています。このブログにたどり着いた方々は僕がどうしてポモナに来たかに興味があるわけでは無いと思うし、ポモナの基本情報なんて聞き飽きたよとか言われちゃいそうなので、受験を考えている人に向けて自分の学びを一つ簡潔に話したいと思います。(詳細な話は【多分】(ここ重要) Generation Zに記事を載せるのでそちらで是非)

 

それは「自分とは何かという命題をとことん突き詰められた」ということでした。プログラムや大会で知り合った海外大志望の友人たちとお互いの意見にひたすら突っ込み続けて、夜通し電話で議論をしたり、何も無い場所で自分が嫌になる程向き合い続けたり、自分を深層まで理解するため考えつく全てのことをやっていました。その努力で以前よりも今は人生にある程度深みが生まれた気もしています。当時お互い議論したり悩みを共有したり愚痴りあったり苦楽を共にした友人も今アメリカにおり、今でもお互い近況報告だったり電話だったり気ままにしています。

 

自己分析は死ぬ気でやってください。悩みまくって意味を見出せなくなるくらいまでやると辛いですが、必ず役に立ちます。もちろんエッセイにも直接的に役立ちますが、その後の人生においてかなり影響を与えうるとても大切な機会であるとともに、海外大学受験での一番の恩恵だと思います。

 

何かを描き始めると永遠に終われない人なので、最後に高校時代で印象に残っている言葉を連ねて今回は終わりにします。笑

 

「無茶だけど無理じゃない」

 

りき

 

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