(前回からのつづきです)
私がスランプ中にひしひしと感じることとなった、ポモナ生の特徴と言える「助け合い精神」。
10月、私は「The biggest women’s tech conference in the world」
(世界最大の、女性による女性のためのテック・カンファレンス)と称される、
「グレイスホッパー」という大きなイベントに参加しました。
【「グレイスホッパー(Grace Hopper Celebration)」:
アメリカのテック企業が集まり、エンジニアを志す女子大学生
(あるいは女子社会人)に向けたカンファレンス。3日間。フロリダのオーランド】
※このイベントについては改めて機会があれば書きます!
クレアモントからは直行便で 6時間。
学期中にクレアモントを数日間も離れるという、初めての経験をしました。
授業を4日間も出られない。あっという間についていけなくなります。それだけでも怖いのに、自分のGoogle Calendarを見ると、私がオーランドにいる間に提出期限がある課題がびっしり。
私がとっているクラスの教授たちはとても理解があり、期限を特別に延ばしてくれたりもしたのですが(幸い、私はこのイベントに全額ポモナのスカラーシップで公式参加するメンバーに選ばれたので、教授たちの理解もより得ることが出来ました。)、
しかし期限が1週間延びたとて、翌週には新しい課題が出るんです。
ゆえに出来るだけ期限通りに提出しないと、あとが恐ろしいことになるわけです。
だから私はこのビッグなカンファレンスに参加できることへの期待よりも、迫り来る数々の期限への不安の方が大きい心理状態で、オーランドへの飛行機に乗り込みました。
一緒に参加した他のポモナ生6人と一軒家(大学が借りたAirbnb)に3日間滞在したのですが、
みんな(多くは3、4年生)も私と同様、カンファレンスを終えてその家に戻って来るなり、
リビングルームで大学の課題に夜中まで取り組んでいました。
(このイベントで仲良くなった2人と、オーランドのAirbnbで遅くまで大学の課題に没頭中。)
私が取っているコンピューターサイエンス(CS) の授業では、週に1度 Lab があり、コーディングに取り組みます。このLabでの教授の説明を聞かないまま宿題をするのはとても難しいんです。
オーランドで最初の夜、あるCSのクラスメイトに
「宿題やばい難しい終わらないどうしよう」
とメッセージしました。
すると数分してビデオ通話の着信が。
まだそこまで仲が良くなっていないクラスメイトだったので、
(「ん、ビデオ通話?」)と思いながら応答すると、
「今時間ある?Labでやったこと教えるよ」
😭😭😭
そればかりか、まだそこまで仲が良くなっていないそのクラスメイトは、
期限が迫っていた課題のヘルプまで、その場でしてくれたのでした。
😭😭😭
私は彼のお陰で、宿題も課題も、オーランドにいながらもともとの期限内に提出することができたのです。
(感謝しかない!!)
(「助け合い精神【私の場合②メンターセッション】」に続く)
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