コロナ影響下での大学生活 | AT POMONA COLLEGE

AT POMONA COLLEGE

LA郊外のリベラルアーツカレッジでの大学生活

こんにちは。ポモナ2年のあさかです。

3月にコロナウイルスの影響で退寮となり、今は日本で自粛しています。

 

とはいえ授業はオンラインでまだ続いており、ポモナでの生活はまだ続いています。

オンライン授業はZoomというスカイプに似たソフトウェアを使って行われています。授業形態は様々で、Zoomで直接生徒と授業をする教授もいれば、録画されたレクチャーを見て質問だけZoomで行う教授もいます。

 

私はカリフォルニアの現地時間で授業を受けることができないため、 Zoomに録画された授業を見て、質問がある場合は、教授とメールをして連絡を取っています。

最初は朝5時に起きて現地時間に合わせて授業を受けていたのですが、私には早起きが向いていないので諦めました。笑

 

課外活動も普段とは違う形で続いています。

私はラクロス部に所属しているのですが、チームメートとつながれるよう、様々なチャレンジをゲーム形式で行っています。例えば、先週は仮装して撮った写真を部活用のインスタグラムに載せるチャレンジがありました。

 

このような生活を送っている中、コロナ影響下で大学が生徒の成績をどのような形式でつけるべきかをめぐり、ポモナ生のフェイスブックページが大炎上しました。

成績を今まで通りA〜Fまでのレター形式にするか、Pass/No Credit(単位がもらえればPass、単位を落とせばNo Credit)にするかで意見が2つに分かれたのです。

 

Pass/No Creditを支持する意見としては、成績は実力のみならず、家庭環境などに左右されるため、レター形式だと勉強をする環境が整っていない場所にいる生徒に不公平になってしまいます。また、Pass/No Creditはこのパンデミックで授業の負担を減らそうという動きの一つでもあります。

一方で、Pass/No Creditにすると、大学院に行きたい人、今学期がGPAを上げる最後のチャンスだった人に不利な状況を与えてしまいます。Pass/No Creditにされたことで今後の進路に影響を与えてしまうこともあるのです。

 

大学からメールが届き、Pass/ No Record Pandemic/ Incomplete というPass/No Creditに近い成績のつけ方に決定になりました。

個人的には勉強の負担が減って嬉しい反面、今後大学院などに進むことになった場合どうなるのかという不安や、そもそもPass/ No Record Pandemic/ Incompleteという馴染みのない成績のつけ方に混乱している部分もあります。

 

このようにコロナウイルスを取り巻く出来事により、ピリピリとした場面も出てきました。

しかし、それと同時に、今まで当たり前だと思っていた普段の大学生活がいかに貴重であるかに気づかされるきっかけにもなりました。

当たり前のことに感謝し、自分自身の生活を見直せる良い機会にもなりました。

 

 

 

今は、自粛しながら両親のもとで美味しいご飯を食べられること、友達とオンラインで楽しく話せること、成績を気にせずに自分の好きなことを学べることを大切にしながらこれからの期間を過ごしていきたいです。

そして、コロナウイルスが終息した時、今まで以上に残りの大学生活を大切にしようと思います。

 

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