先日撮影させていただいた「音楽発表会」のお話。

そこのホールは「コロナ対策」ということで、「座席数の制限」はもちろんのこと、「集合写真の撮影は禁止」とか、かなり厳しい規制があったのですが、そのうちのひとつに、「演奏中でも、常に、ホールのドアは全開にして換気に努める」という項目がありました。

要するに、「ずっと開けっ放し」ということです。

「舞台を真っ暗にすることもある」演劇などとは違うため、「外光が漏れ入ってくる」ことはそんなに気になりませんが、やはり、ロビーにいる人の話し声などがどうしても会場内に入ってきてしまいます。

このため、時々、スタッフがロビーに行って、「すいません。お静かに」と注意をしていました。

 

そのホールでは、「ロビーでの飲食はご遠慮下さい。(水分補給や薬を飲むための飲料は除く)」という規制もあったため、ロビーでお弁当を食べながら、大きな声でおしゃべりする人もおらず、その点では、いつもよりはロビーも静かですが、それでもやっぱり、外の声が入ってくるのは、静かなピアノソロなどでは気になります。

 

いっぽうで、最初からドアが開放されているため、「演奏途中にドアを開閉して出入りする客の、ドアをギギギ~と開ける音」 はしませんし、開けっ放しですから、人の出入りもスムーズです。

 

いずれにしろ、なかなかコロナは終息しませんから、こういった「新しい様式」に慣れていくしかないのかもしれません。

 

というか、その前に、これだけ仕事がなくなると事務所の維持がやっていけるのかどうか・・・・・ そっちのほうが心配です。